「P&Gの配当について詳しく教えて」
「なぜ60年以上も連続増配しているの?」
「今後のリスクや将来性はどうかな」
日本でも消費財で多くの製品があるP&G、実は60年以上も連続増配してる企業なんですね。
この記事ではP&Gの配当や財務状況、リスクまでも徹底リサーチしながら今後の将来性を探っていきます。
この記事を読めばP&Gの現状がしっかり理解できるため、「長期保有に最適か」などあなたのニーズに合っているかどうかがわかります。
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筆者について
よあちま当サイト製作者のよあちまです。
米国株を中心に投資してます。
投資歴14年の経験と失敗をブログにしていきます。









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配当金について


P&Gは連続増配68年の配当王として輝かしい経歴を残しております。



連続増配は今もなお継続中です。
そんなP&Gの配当について詳しく見ていきましょう。
配当金・配当利回り・配当性向の推移


| 項目 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 2.90 | 3.03 | 3.24 | 3.52 | 3.68 | 3.83 | 4.08 |
| 配当利回り(%) | 2.64 | 2.53 | 2.40 | 2.45 | 2.43 | 2.32 | 2.56 |
| 配当性向(%) | 202.48 | 61.04 | 58.94 | 60.67 | 62.39 | 63.61 | 62.63 |
図のとおりP&Gの配当は年々増加しているにも関わらず、配当性向は60%代と安定的に推移しています。
その理由はP&Gの売上高や当期純利益率の上昇など、本業の売り上げと利益が堅実に増加しているからですね。
特にP&Gは業績が変化しやすい消費財セクターであるため、景気変動で売り上げが左右されやすいですが、不況時でも連続増配を維持してきたのはそれだけの売上げと利益があるからでしょう。
よってP&Gの配当は安定を保ちながら増加しています。



この後の財務状況とキャッシュフローを見れば、売上げと利益の状況がわかるわ。
配当の権利落ち日と権利確定日


次にP&Gの配当の権利落ち日などについて見ていきましょう。
表のとおりP&Gの配当は年4回、定期的に支払われています。
| 権利落ち日 | 権利確定日 | 支払日 | 金額 | 頻度 |
|---|---|---|---|---|
| 2025/10/24 | 2025/10/24 | 2025/11/17 | 1.057 | 四半期毎 |
| 2025/07/18 | 2025/07/18 | 2025/08/15 | 1.057 | 四半期毎 |
| 2025/04/21 | 2025/04/21 | 2025/05/15 | 1.057 | 四半期毎 |
| 2025/01/24 | 2025/01/24 | 2025/02/18 | 1.007 | 四半期毎 |
| 2024/10/18 | 2024/10/18 | 2024/11/15 | 1.007 | 四半期毎 |
| 2024/07/19 | 2024/07/19 | 2024/08/15 | 1.007 | 四半期毎 |
| 2024/04/18 | 2024/04/19 | 2024/05/15 | 1.007 | 四半期毎 |
| 2024/01/18 | 2024/01/19 | 2024/02/15 | 0.941 | 四半期毎 |
| 2023/10/19 | 2023/10/20 | 2023/11/15 | 0.941 | 四半期毎 |
| 2023/07/20 | 2023/07/21 | 2023/08/15 | 0.941 | 四半期毎 |
| 2023/04/20 | 2023/04/21 | 2023/05/15 | 0.941 | 四半期毎 |
| 2023/01/19 | 2023/01/20 | 2023/02/15 | 0.913 | 四半期毎 |
定期的な支払いをしている理由は、P&Gが株主への積極的な還元と安定配当を企業方針としているためです。
このようにP&Gは定期的な配当を支払っているため安定感があります。
今後の配当金予測


P&Gは今後も継続して増配すると予測します。
なぜなら本業の好調さとキャッシュフローの安定感が続いており、増配を維持するための要素が整っているからです。
P&Gの配当は本業の好調さとキャッシュフローの安定のため、今後も継続して増配と予想
もしもこの調子で増配し続けるなら、現時点で購入して長期目線で保持すれば大きな利益を得ることができるでしょう。
よって今後も継続的な増配が期待できます。
他社と比較して配当利回りが低い理由


少し気になる点はP&Gの配当利回りが2.5%前後と、大手の米国高配当株と比較すると低い水準にあることです。
分かりやすくするために、米国大手の消費財セクターの他社と配当を比べてみましょう。



下の表はP&Gと同じような米国の大手消費財の会社と配当利回りを比較した表だよ。
| 銘柄名 | ティッカー | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| プロクター&ギャンブル | PG | 2.52% | 2.28% | 2.55% | 2.66% | 2.41% |
| コカ・コーラ | KO | 3.43% | 3.15% | 2.98% | 3.26% | 3.16% |
| ペプシコ | PEP | 3.14% | 2.75% | 2.74% | 3.09% | 3.61% |
| キンバリー・クラーク | KMB | 3.77% | 3.66% | 3.78% | 4.14% | 3.83% |
| クロロックス | CLX | 2.49% | 2.94% | 3.66% | 3.54% | 3.06% |
| コルゲート・パルモリーブ | CL | 2.29% | 2.29% | 2.52% | 2.49% | 2.22% |
このようにP&Gの配当利回りが他社と比べて低い理由は、同社が安定企業を目指しており、配当の継続を優先しているからといえます。
P&Gの配当利回りが低い理由は、増配の継続と会社資本の安定のため
よってP&Gの配当利回りは同業他社と比べると低い傾向にあります。
配当にかかる税金はいくらか


米国株の配当金には配当課税という税金がかかります。
配当課税の内訳は米国で配当金の10%が課税された後、残金の内20.315%が日本で課税されるとのこと。
配当課税は配当金だけに適用されるものであり、株の売却益の場合は国内税率の20.315%のみが課されます。
しかし確定申告で外国税額控除を活用すれば、米国内で徴収された配当課税を取り戻せるそうです。
確定申告で外国税額控除の活用すれば、米国内で徴収された配当課税分を取り戻せる。



配当課税に対して、株の売却益に対する税金を譲渡益課税といいます。



米国株の配当金には余分に税金がかかるのね。
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)とは


P&Gの配当について理解できたところで、次はP&Gがどのような企業なのか見ていきましょう。
| 基本情報 | 詳細 |
|---|---|
| 設立年 | 1837 |
| 企業名(ティッカー) | プロクター・アンド・ギャンブル(PG) |
| 上場市場 | ニューヨーク証券取引所(1950/3/22) |
| 従業員数 | 約19,600人 |
| 時価総額 | 109,000 |
| URL | プロクター・アンド・ギャンブル |
P&Gは世界最大級の日用品メーカーで、180年以上の歴史と世界へのグローバルな販売網により、圧倒的なブランド力を築いています。
例えばアリエールやパンパースは各分野でトップシェアを誇る製品となっていますね。
このような長年の歴史により獲得した収益構造がP&Gの大きな魅力となっています。
株価と指標


P&Gの株価について詳しく見ていきましょう。
株価の推移
まずはここ10年間の株価推移を見ていきましょう。
引用:Trading view
2018年頃まではP&Gの株価は横ばいな状態が続いていましたが、それ以降は上昇し続けている様子がわかりますね。
次にコロナ禍にあった2020年以降の株価を見ていきましょう。
引用:Trading view
コロナ禍には大きく下落したものの、その後は右肩上がりのチャートが続いています。
2025年初頭には180ドル前後の高値を記録した後、やや下降トレンドに入ってますね。
2020年以降に株価が上昇し続けている理由は、コロナ禍による衛生意識の高まりで売上が拡大し、株価も大きく上昇したためと考えられます。
株価指標の推移(PER・PBR・EPS)


次にP&Gの株価指数の推移を見ていきましょう。
注目すべきはEPSが高い数値を保っている点です。



PERとPBRは株価の割安感を示す指標よ。
米国株におけるPERは18倍以下、PBRは1倍以下なら割安といわれてるわ。



EPSは1株あたり純利益のことで、会社の成長度を示す指標だよ。
0を超えていれば成長していると判断できるよ。
| 項目 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 直近12ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| PER | 24.10 | 24.53 | 24.77 | 25.72 | 27.40 | 24.48 | 23.27 |
| PBR | 6.50 | 7.20 | 7.52 | 7.80 | 7.85 | 7.28 | 6.92 |
| EPS(USD) | 5.13 | 5.69 | 6.00 | 6.07 | 6.18 | 6.67 | 6.67 |
PERやPBRの数値を見ると、P&Gの株価は割高感がありますが、EPSの数値からは同社が成長し続けている様子がわかります。
財務状況とキャッシュフロー


P&Gの2020年からの財務状況とキャッシュフローについて見ていきましょう。
財務状況を見ればその企業の安定感やパフォーマンスの良し悪しがわかります。
| 項目 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 直近12ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総売上高 | 70.95B | 76.12B | 80.19B | 82.01B | 84.04B | 84.28B | 84.28B |
| 売上原価 | -34.64B | -36.97B | -41.98B | -42.60B | -40.60B | -41.01B | -41.01B |
| 売上総利益 (粗利益) | 36.31B | 39.14B | 38.21B | 39.41B | 43.44B | 43.27B | 43.27B |
| 営業費用(売上原価を除く) | -19.92B | -20.55B | -20.30B | -21.05B | -23.24B | -22.56B | -22.91B |
| 営業利益 | 16.39B | 18.59B | 17.91B | 18.36B | 20.20B | 20.71B | 20.36B |
| 税引前利益 | 15.83B | 17.61B | 18.00B | 18.35B | 18.76B | 20.17B | 20.17B |
| 税金 | -2.73B | -3.26B | -3.20B | -3.62B | -3.79B | -4.10B | -4.10B |
| 純利益 | 13.03B | 14.31B | 14.74B | 14.65B | 14.88B | 15.97B | 15.97B |
特に注目すべきは総売上高や営業利益、純利益が増加しているため、本業の売り上げが堅調である様子がわかります。
次にキャッシュフローの推移を見ていきましょう。
| 項目 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 直近12ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 17.40B | 18.37B | 16.72B | 16.85B | 19.84B | 17.82B | 17.82B |
| 投資CF | 3.04B | -2.83B | -4.42B | -3.50B | -3.50B | -3.82B | -3.82B |
| 財務CF | -8.37B | -21.53B | -14.88B | -12.15B | -14.86B | -14.04B | -14.04B |
| フリーCF | 14.33B | 15.58B | 13.57B | 13.79B | 16.52B | 14.04B | 14.04B |
2024年の営業・フリーキャッシュフローを見ると前年である2023年と比べて大きく増加している様子がわかります。
その理由は2024年の物価高により売上高が増加し、潤沢な資金ができたからでしょう。



2024年の物価高により得た資産は、今後も増配継続の資金となっていくでしょう。
収益性に関する指標の推移


次に収益性に関する指標を見ていきます。
この数値を見ればP&Gの資産の効率性や、本業の儲けの堅実さがわかります。



米国株における各指標の目安は
ROAは10%
ROEは20%
営業利益率は20%
当期純利益率は10%
を上回れば優良企業と見るわ。



ROAやROEから、企業が資産や資源をどれだけ効率的に使って利益を出しているかがわかります。
| 項目 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | 現在 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ROA % | 11.05 | 11.92 | 12.47 | 12.31 | 12.24 | 12.90 | 12.90 |
| ROE % | 27.80 | 30.80 | 31.71 | 31.39 | 30.66 | 31.23 | 31.23 |
| 売上総利益率 | 51.18 | 51.43 | 47.65 | 48.05 | 51.69 | 51.34 | 49.39 |
| 営業利益率 | 23.10 | 24.43 | 22.34 | 22.38 | 24.03 | 24.57 | 21.04 |
| 当期純利益率 | 18.36 | 18.87 | 18.38 | 17.87 | 17.70 | 18.95 | 17.31 |
表からわかるポイントは以下のとおりです。
ROEや営業利益率から、資産効率は良好で、本業の儲けも順調である。
P&Gのリスク


今後の注目ポイントとなるP&Gのリスクについて見ていきましょう。
原材料・コスト増加


P&Gは原材料高や生産コスト増加に直面しているためリスク要因となるかもしれません。
なぜなら石油系原料や生産に必要な資源価格の上昇で物価高が続いており、資産が減少する可能性があるからです。
例えばP&Gの主力製品である洗剤用品の値上げによって販売数量が落ちてしまえば、いずれは資産が減少し増配が維持できなくなるかもしれません。



今日まで連続増配を維持できた理由は、売上げが好調で配当に回せる資産が豊富だったおかげだからね。
よって原材料高や生産コスト増加は大きなリスク要因となります。
売上高の減少リスク


世界各国に販売網を伸ばしているP&Gですが、今後売上高が伸び悩むリスクがあります。
なぜなら世界各国で販売している分、新興国市場の情勢変化や為替変動が収益に直接影響するからです。
例えば2023年は為替差損の影響で前年と比べて売上高が鈍化し、収益が減少した地域もあったとのこと。
このように外国情勢の変化や為替差益が売上げに影響する点はリスクとして認識しておきましょう。
競合他社との競争激化


P&Gは常に競合他社との競争を強いられるリスクがあります。
なぜならP&Gは成熟市場である日用品セクターに分類され、他の米国大手のユニリーバやジョンソン&ジョンソンなどと激しくシェア争いを展開しているからです。
例えば米国内では競合他社との価格競争が激化し、利益率の維持が課題となっているといいます。
このように競合他社との競争がリスク要因となる点は覚えておきましょう。



競合他社が多い商品でも差別化やブランド化を図っていく戦略が今後の課題よ!
成長の鈍化


P&Gは今後売上高などの成長が鈍化するのではないかと懸念されています。
その理由は主要製品の多くがすでにグローバル市場に浸透しており、新たな需要開拓が難しいのではと言われているためです。
例えば北米では一部カテゴリの売上が横ばい傾向にあり、今後の成長が見込めないのではと懸念されています。
よって売上高などの成長が鈍化する可能性は覚えておきましょう。



新たな製品開発や会社のイノベーションなどの対策が求められています。
P&Gの将来性


P&Gの将来性についてみていきましょう。
AI導入による業務効率化


P&GはサプライチェーンやマーケティングにAIを導入し効率化を進めています。
その理由はデータ活用により需要予測や在庫管理の最適化が可能となり、無駄なコストを削減するためです。
例えばMicrosoft社と連携したスマート工場を建設し、世界100カ国超の工場データを統合、品質や生産ラインのの最適化を狙う取り組みを行っています。(参考:P&G)
このようにAIを導入した効率化など将来性ある政策を進めています。
財務の安定性がある


P&Gは世界的な信用格付けを与えられる程、財務の安定性が高い企業となっています。
なぜなら長年の企業努力の積み重ねにより、自己資本比率やキャッシュフローが安定しているからです。
その証拠にP&Gは連続増配60年以上を記録しながら、配当性向60%前後と無理のない安定的な配当を実現できています。



1837年に創業してからの企業努力で積み上げた資本は大きな安心よ。
このように安定した財務基盤により、今後も配当の継続が見込める安心銘柄といえるでしょう。
高成長分野への集中戦略


P&Gは衛生用品や美容品、ベビーケア用品に資源を集中させているそうです。
なぜなら新興国を中心に美容関連用品の市場が拡大しており、収益性が高いためです。
例えばパンパースなどのスキンケア製品は、中東やアジアで需要が伸び続けており、新興国での売上高に大きく貢献しているそうです。
このように高成長分野へ集中投資しながら、新興国での高い収益を目指しています。
サステナビリティへの対応


P&Gは2030年までに温室効果ガス排出量を50%削減する目標を掲げています。
なぜなら昨今ではESG投資の重要性が高まる中、企業の持続可能性、つまりサステナビリティも大きく企業評価に直結するからでしょう。
例えば生産等における再生可能エネルギーの活用や再利用可能パッケージの導入など、環境資源の保全につながるような取組みも進んでいるそうです。
よってESG投資も意識したサステナビリティへの対応も、将来性あるポイントとなっています。
おすすめ購入タイミング


P&Gの購入タイミングについて見ていきましょう。
おすすめの購入タイミングは以下のとおりです。
もう一度2020年からの株価推移を見てください。
現在の株価は下落基調ですが、140ドル付近で底値を感じるトレンドとなっています。
引用:Trading view
そのためP&Gの株価が140ドル付近に近づいた時は購入タイミングと言えるでしょう。
長期投資に向いている理由


P&Gは長期投資により安定的な配当を得たい投資家に向いています。
- 配当王として今後も連続増配が期待できる
- EPSが連続で高い数値を示し、成長期待が大きい
- 当期純利益率やROE 、営業利益率など主要指標の健全性が高い
- 営業CFやフリーCFが健全に増加し、資産が安定している
P&Gは2020年コロナ禍でも減配せず、株主への還元を重視する方針を守ってきました。
そして競争の激しい日用品セクターの中でも、連続増配を崩さずに好業績を上げ続けている実績もあります。



よほどのことがない限り、株主への還元を重視する企業理念が崩れることはないでしょう。
よってP&Gは長期投資により今後も安定的な配当を得たい投資家に向いているでしょう。



P&Gの他に堅実な高配当株を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。


おすすめ証券会社


P&Gを購入するなら米国株取引に強く、詳細な銘柄分析ができる証券会社を選ぶようにしましょう。
そのためには銘柄分析が詳細にできる「銘柄スカウター」を備えたマネックス証券をおすすめします。
- 「銘柄スカウター」により個別銘柄の分析が詳細にできる
- 米国株の個別銘柄の取扱数が5,000以上と豊富
もしもマネックス証券で口座開設すれば、取引を行わなくても銘柄スカウターなどの充実した機能を使えるようになります。



マネックス証券についてもっと詳しく見たい方はこちらの記事を参考にしてください。


まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでP&Gの配当や財務状況、リスクや将来性まで徹底リサーチしてきましたが、注目ポイントをまとめると以下のようになります。
- P&Gは68年連続で増配を継続する「配当王」
- 本業の好調さと安定したキャッシュフローで将来も増配が期待できる
- 配当利回りは控えめだが、企業の安定性と持続性が強み
- AI導入やサステナビリティ対応など将来性ある施策を実行中
- 株価が140ドル付近に下がったタイミングが購入のチャンス
- 長期的な安定配当を狙う投資家におすすめの銘柄
P&Gは安定した財務と実績がある堅実な高配当銘柄です。
AI導入や高成長分野への投資など将来性ある戦略も進めており、長期保有に最も適している企業といえるでしょう。



ぜひあなたも株主として、60年以上も連続増配している有料企業の恩恵を受けてはみていかがですか?



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試しにP&Gの業績を「銘柄スカウター」で分析してみましょう。
Q&A
P&Gの配当はどのくらいあるの?
P&Gは「配当王」と呼ばれ、68年連続で増配を続けており、2025年の1株あたり配当金予想は約4.08ドル。
配当利回りは2.5%前後で、配当性向も60%前後と安定しています。
なぜP&Gは60年以上も連続で増配できているの?
本業である消費財の売上が安定しており、利益やキャッシュフローが毎年着実に増加しているためです。
景気に左右されにくい商品構成と、堅実な財務管理が連続増配の理由です。
P&Gの今後のリスクや将来性は?
リスクとしては、原材料コストの上昇や為替変動、新興国での売上減少、競合他社との競争激化が挙げられます。
一方でAI導入による効率化や高成長市場への集中、サステナビリティへの対応など将来性ある戦略も展開しています。
本記事は情報提供を目的としたものであり、その手法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。
本記事に含まれる情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性、完全性、有用性を保証しません。
情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任は負いかねます。
投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。



