「日本株、もう将来性ないんじゃないか?」
「今のままだと損するかも」
「でも米国株とか手出しづらいわ」
通勤電車でスマホを開き、「人口減少」「GDP低迷」「日本企業の国際競争力低下」そんなニュースの見出しが並ぶのを見て、胃のあたりがキュッと締まった経験、ないか?
俺はある。何度もある。
俺は45歳の現役サラリーマンで、投資歴は約15年。
そのうち最初の5年は大失敗の連続だった。
SNSで見た「次のテンバガー銘柄」に全力投資して半年で150万を溶かし、取り返そうとレバレッジETFに突っ込んで口座が半壊。
営業先のトイレで証券アプリを開いて、真っ赤に染まった含み損の数字を見つめたまま膝から崩れ落ちたこともある。
でも、今思えばそれ以上にヤバかったのは、「日本株だけで10年回していた」ということだ。
円建てでは一応プラスだったんだが、世界基準で見たら完全に負けていた。
営業の仕事で「データに基づいて判断しろ」「思い込みで動くな」と叩き込まれたはずの俺が、投資では思い込みで動いていたんだ。
この記事では、「日本株に将来性がないのか?」という疑問に対して、感情論ではなくデータと事実で答えを出す。
日本株の構造的な問題を冷静に整理したうえで、「じゃあどうすればいいのか」という具体的なアクションプランまで一気に示す。
読み終わる頃には、お前の中にある漠然とした不安が、「データに基づいた判断力」に変わっているはずだ。
筆者について
よあちま当サイト製作者のよあちまです。
米国株を中心に投資してます。
投資歴14年の経験と失敗をブログにして、皆さんの投資をサポートします。






「日本株に将来性がない」と言われる5つの理由


まず最初になぜ「日本株に将来性がない」と言われるのか。漠然とした不安をそのままにしておいても何も始まらない。
データで現実を直視すれば正しい判断ができる。
日本株の現実を一緒に見ていこう。
理由①:人口減少と少子高齢化の構造的インパクト


結論から言う。
日本の人口減少は、株式市場にとって長期的な逆風だ。
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、日本の人口は2050年には約1億人を割り込む見通しだ。
2020年時点の約1億2,600万人から、30年で2,600万人以上が減る計算になる。
人口が減るとどうなるか。
シンプルにモノを買う人が減る。
国内の消費が縮小すれば、内需に依存する企業は売上の天井が下がり続ける。
営業の仕事をしてると実感するけどさ、マーケットのパイが縮んでる中で売上を伸ばすのがどれほどキツいか、想像できるだろ?
しかも厄介なのが少子高齢化だ。
労働人口が減れば企業の生産性は上がりにくくなり、社会保障費は膨らむ一方。
「国と企業の将来にゆとりがない国」に対して、世界の投資マネーが積極的に入ってくるか?
冷静に考えれば答えは見えてくる。
理由②:GDP成長率の長期低迷


日本のGDP成長率は、世界と比較すると「停滞」の一言に尽きる。
IMF(国際通貨基金)のデータによると、日本の実質GDP成長率は過去20年間で平均年0.7%前後。
一方、米国は約2.0%、世界平均は約3.5%だ。
この差が20年、30年と積み重なると、結果は残酷なほどハッキリ出る。
さらに象徴的なのが、2024年に名目GDPでドイツに抜かれて世界4位に転落したという事実だ。
人口8,400万人のドイツに、1億2,000万人の日本が負けた。
一人あたりの生産性で見たら、もはや比較にならない差が開いている。
「失われた30年」と言われるが、数字で見ればまさにその通りだ。
この30年間、日本経済は世界の成長から取り残されてきた。



えっ、ドイツに抜かれたの!? 日本って世界3位じゃなかったっけ?



2024年に4位に転落したんだよ。
GDPの順位が全てではないけど、「日本経済が相対的に縮んでいる」という事実は、投資家として直視すべきデータだね。
理由③:日経平均 vs S&P500―30年間の残酷なチャート比較


日経平均とS&P500の過去30年のチャートを並べてみると、その差は衝撃的だ。
| 指数名 | 30年前 (1994年) |
現在 (2024年) |
30年間の成長率(視覚化) |
|---|---|---|---|
| 日経平均株価 | 約20,000円 | 約40,000円 | |
| S&P500 (米国株) |
約460ドル | 約5,100ドル |
※1994年3月と2024年3月の数値を比較(概算)
日経平均株価は1989年12月に38,957円という史上最高値をつけた後、バブル崩壊で暴落。
そこから回復するのに実に34年以上かかった。
2024年にようやく最高値を更新したが、「34年かけてやっと2倍になった」これが日本株の現実だ。
一方、S&P500はどうか。
1994年から2024年の30年間で約11倍に成長している。年平均リターンは約10%。
もし30年前に100万円をS&P500に突っ込んでいたら、今頃は1,100万円を超えている計算だ。
同じ30年間、日経平均に100万円を入れていたら?チャートを見ればわかるが、たったの200万円。
悪ければまだマイナスの期間もあった。
この差を見て「日本株だけで大丈夫」と言い切れるか? 俺には無理だ。
理由④:企業力と国際競争力の低下


世界の時価総額ランキングを見ると、日本企業の遅れがハッキリわかる。
1989年、世界の時価総額トップ50には日本企業が32社も名を連ねていた。
NTT、日本興業銀行、住友銀行、トヨタ……日本企業が世界を席巻していた時代だ。
ところが2024年現在、トップ50に入っている日本企業はトヨタの1社のみ。
代わりにランキングを独占しているのは、Apple、Microsoft、Google(Alphabet)、Amazon、NVIDIA……いわゆる米国のビッグテック企業だ。
なぜこうなったのか。端的に言えば、日本からGAFAMやNVIDIAのようなイノベーション企業が生まれなかったからだ。
IMDの世界競争力ランキングでも、日本は2024年に38位まで転落している。1989年には1位だったのにだ。



営業の世界でも同じだけどさ、「昔は強かった」と過去の栄光にしがみついてる会社ほど、今は危ないんだよな。
市場は常に「今」と「未来」を見てる。
理由⑤:デフレマインドと賃金停滞の根深さ


30年間ほとんど上がっていない賃金。これこそが日本経済の「病巣」だ。
OECDの統計によると、日本の平均賃金は1991年から2022年までの約30年間でわずか数%しか上昇していない。
同じ期間、米国は約50%、英国やフランスも20〜30%上がっている。
賃金が上がらないと何が起きるか。消費者は財布のヒモを締め、企業は値上げできず、利益率が上がらない。
利益が上がらないから投資もできず、イノベーションも生まれない。
この「デフレの悪循環」が30年続いてきたのが日本だ。
2024年以降、ようやく賃上げの動きが出てきたのは明るい材料だが、30年の遅れを取り戻すには相当な時間がかかる。
「最近上がり始めたから大丈夫」と楽観するのは、営業で言えば「1件受注が来たから今期は安泰だ」と言ってるようなもんだ。
「日本株の将来性がない=全部ダメ」ではない


ここまで日本株の構造的な問題を並べてきたが、ここで一つ大事なことを言っておく。
「日本株に将来性がない」=「日本株すべてがゴミ」ではない。
日本株の全てがダメだと思い込むと判断を間違える。
データで判断するなら、ちゃんと「光る部分」も見なきゃフェアじゃない。
将来性ある一面も見ていこう。
高配当株で安定感を得る


日本株の中でも、高配当銘柄は「値上がり」ではなく「現金収入」を生み出す資産として価値がある。
たとえば、三菱商事や三井物産などの総合商社株、三菱UFJフィナンシャルグループなどのメガバンク株、NTT・KDDIなどの通信株。
これらは配当利回り3〜5%の水準を維持しており、株価が大きく伸びなくても、毎年安定したキャッシュフローを生んでくれる。
「値上がり益で一発当てる」じゃなく、「配当を受け取りながらコツコツ資産を育てる」ような”守り”の発想は、特に40代以降の資産形成では馬鹿にできない。
グローバル企業は停滞しにくい


海外売上比率が高い日本企業は、「日本市場の停滞」の影響を受けにくい。
トヨタ自動車の海外売上比率は約80%で、ソニーグループも約70%以上を海外で稼いでいる。
キーエンスは海外比率50%以上で、その高い利益率は世界でもトップクラスだ。



実際にトヨタ・ソニー・キーエンスの3社はチャートを見てると、暴落局面でも回復が早い様子がわかりますよ。
こういった企業は、本社が日本にあるだけで、ビジネスの主戦場は世界だ。
「日本の将来性がない」=「トヨタの将来性がない」にはならない。
むしろ円安局面では海外売上の円換算額が膨らんで、業績が上振れることすらある。
ただし、ここで大事な注意点がある。個別株に集中投資するリスクは、どんな優良企業でもゼロにはならない。
「トヨタなら大丈夫だろ」と1銘柄に全力投資するのは、俺が過去にやらかした失敗と本質的に同じだ。
なぜ「日本株だけ」はリスクなのか


ここが、この記事で一番大事なポイントだ。よく聞いてくれ。
日本の株式市場は、世界の株式時価総額のわずか約5〜6%にすぎない。
つまり、日本株だけを持つということは、世界経済の94%を完全に無視しているのと同じだ。
営業に例えると、お前の会社の担当エリアが日本全国だとする。
でも実際に回っているのは東京の一部だけ。残りの94%のマーケットを一切訪問していない。
そんな営業マンが目標達成できると思うか?できるわけがない。
問題は「日本株がダメかどうか」じゃない。「日本株だけに偏っていること」自体がリスクなんだ。
日本株が優秀でも劣っていても関係ない。特定の市場に集中投資すること自体が、ポートフォリオ理論の観点からは非合理的だ。



つまり、「日本株がダメ」が問題なのではなく、「日本株だけ」に偏っていることが本当のリスクなんですね。



その通り。世界全体に分散することで、特定の国や市場のリスクを大幅に減らせるんだよ。投資の基本中の基本だけど、意外と実践できていない人が多いんだ。
感情で判断するな。データが示す「本当に成長している市場」


「日本株だけじゃダメなのはわかった。じゃあ、どこに投資すればいいんだ?」
答えはシンプルだ。データを見ろ。
過去数十年にわたって、最も安定して成長し続けている市場がどこか。
感情を排除して数字だけで判断すれば、答えは自ずと見えてくる。
S&P500の過去20年―年平均リターン約10%


S&P500は、過去20年間で年平均約10%のリターンを叩き出している。
「年10%って、大したことないじゃん」と思うか?
甘い。複利の力を侮るな。
年10%の複利で20年回すと、元本は約6.7倍になる。
100万円が670万円だ。30年なら約17.4倍。100万円が1,740万円になる計算だ。
さらに重要なデータがある。S&P500は過去のどの時点で買っても、15年以上保有すれば元本割れした期間はゼロだ。
リーマンショックの直前に買っていても、コロナショックの直前に買っていても、15年持ち続ければプラスになっている。
「米国株は危ない」って言う人がいるが、このデータを見てまだそう言えるか?
俺は言えない。営業の仕事で「数字は嘘をつかない」と散々叩き込まれてきたからこそ、この実績は無視できない。
なぜ米国市場は成長し続けるのか


「過去は良かったけど、これからも成長するとは限らないだろ?」
もっともな疑問だ。でも、米国市場が成長し続ける構造的な理由を知れば、その不安はかなり軽減される。
- 人口増加:米国は先進国で数少ない人口増加国。移民政策により労働力と消費人口が拡大し続けている
- イノベーションのエコシステム:シリコンバレーを中心に、世界最高峰のベンチャーキャピタル、大学、人材が集まる仕組みがすでに完成している
- 世界中から資本と人材が集まる:Apple、Google、Tesla――世界を変える企業が次々と米国から生まれるのは偶然じゃない。優秀な人材と巨額の投資マネーが米国に集中する構造がある
- 基軸通貨ドルの圧倒的な強み:世界の貿易・金融取引の大半がドル建て。この「通貨の覇権」が米国経済の安定性を下支えしている
もちろん、米国だって万能じゃない。リーマンショックもコロナショックもあった。
でも毎回、暴落から立ち直って過去最高値を更新してきた。
この「復元力」こそが米国市場の最大の強みだ。
「為替リスクが怖い」は知識不足


「米国株は為替リスクがあるから怖い」
この考え方、半分正しくて半分間違っている。
為替リスクとは、為替レートの変動によって資産の価値や受け取る利益が増減するリスクのこと。例えば米国株が値上がりしても、円高になると円換算の利益が目減りすることがある。
確かに為替リスクはある。円高に振れれば、ドル建て資産の円換算額は目減りする。これは事実だ。
でもちょっと冷静に考えてくれ。
過去30年のデータを見ると、S&P500の成長率は為替変動を大幅に上回っている。
仮に為替で10%損しても、株価が年10%成長していれば、トータルではプラスだ。
それに、もっと大事な視点がある。
「円だけ持つリスク」を考えたことがあるか?
日本円は過去10年で対ドルで約40%下落している。
つまり、日本円だけで資産を持っている人は、何もしていないのにドル建てで見たら資産が4割以上目減りしているんだ。
「為替リスクが怖いから米国株を買わない」は、実は「為替リスクを取っている自覚がないまま、円に全力投資している」のと同じだ。
むしろドル資産を持つことは、為替リスクの分散になる。



えー、「何もしてないのに資産が減ってる」って、怖すぎるんだけど…



為替リスクは「取るかどうか」じゃなく「すでに取っている」んだよ。日本円100%で持っている時点で、円に全力投資してるのと同じ。だから分散が大事なんだ。
【日本株だけじゃ心配】今すぐやるべき3つのアクション


ここまで読んで、「日本株だけじゃマズいかも」と感じたなら、その感覚は正しい。
でも不安を感じるだけで何もしないのは一番ダメなパターンだ。
大事なのは、知った後に動くこと。
具体的に何をすればいいか、3つのアクションにまとめたから、今日から1つずつやってくれ。
アクション①:ポートフォリオを見直す


まずは今の自分の資産配分を確認しろ。
もし保有資産のほとんどが日本株と日本円なら、それは世界の株式時価総額の5〜6%にフルベットしているのと同じだ。
日本だけへの投資がいかにバランスが悪いか、もうわかるだろ?
じゃあ、どういう配分がいいのか。
絶対的な正解はないが、参考までに一つの考え方を示す。
| 資産クラス | 配分例 | 狙い |
|---|---|---|
| 米国株(S&P500) | 50〜60% | 世界経済の成長エンジンを取りに行く |
| 全世界株(除く米国) | 20〜30% | 米国以外の成長も取り込み、地域分散 |
| 日本株 | 10〜20% | 高配当銘柄やグローバル企業で守りを固める |
見ての通りだが、日本株にフルコミットしてるなら、米国と全世界株の比率を増やしていけばいい。
大事なのは、一気に全部を変える必要はないということ。まずは「次に投資するお金は米国株に向ける」から始めればいい。
営業だって、いきなり全エリアを回れとは言われないだろ。
アクション②:ネット証券で米国株口座を開設


「米国株に興味はあるけど、どこで買えばいいのかわからない」これ、一番もったいない状態だ。
答えはシンプル。ネット証券で口座を開設しろ。
今どきの証券会社は口座開設は無料、維持費もゼロ。
スマホから5分で申し込めて、最短で翌営業日から取引できる。
やらない理由が正直見つからない。
米国株取引で選ぶべき証券会社のポイントは、手数料の安さ・為替コスト・取扱銘柄数・使いやすさの4つ。
俺がいろいろ使い比べてきた中で、特にこの3社が頭一つ抜けている。
どれを選んでも大きな失敗はないが、迷ったらマネックス証券がおすすめだ。
何と言ってもクレカ積立のポイント付与率No. 1。銘柄スカウターで見れるデータが他社を圧倒している。
長期投資にこの証券会社は外せないな。
主要証券会社の米国株取引の条件をまとめたから、比較してみてくれ。
| 証券会社比較 | ![]() ![]() SBI証券 | ![]() ![]() 楽天証券 | ![]() ![]() マネックス証券 |
|---|---|---|---|
| 総合力 | |||
| 口座開設数 | No. 1 | No.2 | No.3 |
| 手数料 | 無料化 | 無料化 | NISAなら無料化 |
| ポイント制度 | Vポイントに強い | 楽天ポイントに強い | dポイントに強い |
| ポイント還元率 | 良い | 良い | 業界No. 1 |
| 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
アクション③:S&P500のインデックスファンドを小額購入する


口座を開設したら、次にやることは一つ。
S&P500に連動するインデックスファンドを買え。
なぜ個別株ではなくインデックスからなのか。理由は明快だ。
- 分散が効く:S&P500は米国の大型株500社に一括投資できるので、1銘柄に全力投資して大損するリスクを避けられる
- 手数料が安い:信託報酬は年0.09%前後と格安。コストが低いほど長期リターンは高くなる
- 考えなくていい:「どの銘柄を買うか」を悩む必要がない。市場全体の成長をそのまま受け取れる
- 新NISAで非課税:つみたて投資枠で購入すれば、利益に税金がかからない
具体的な商品名を挙げるなら、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が信託報酬の安さと純資産総額の大きさで圧倒的な人気を誇っている。
ETFならVOO(バンガード・S&P500 ETF)が定番だ。
金額は月1万円からでいい。いきなり大金を突っ込む必要はない。むしろ最初は少額で始めて、値動きに慣れることが大事だ。
そして新NISAのつみたて投資枠(年間120万円)を使えば、投資で得た利益が非課税になる。
これを使わない手はない。
設定してしまえばあとは自動で毎月積み立てられるから、忙しいサラリーマンでも無理なく続けられる。
最初は「月1万円で何が変わるんだ」と俺も思ったよ。
でも5年10年と続けると、複利の力で雪だるま式に増えていく。
始めることが最大の投資だ。



月1万からでいいの? もっとドカンと入れた方が儲かるんじゃないの?



いきなり大金を入れて暴落に耐えられなくなるのが一番ダメなパターン。少額から始めて、値動きに慣れることが最優先。
「退場しないこと」が投資で一番大事だよ。
【おすすめの証券会社3選】日本株の将来性が心配なあなたへ
ここまで読んで「よし、まず口座開設からやってみよう」と思ったなら、その判断は正しい。
俺がいろいろ使い倒して、結局ここに落ち着いた3社を紹介するぜ。どの証券会社も口座開設・維持費は無料だから、気になったところは全部開設して使い比べてみるのもアリだ。







クレカ積立とポイント還元率が一番高いマネックス証券もおすすめです。
\ クレカ積立ならマネックス証券 /


【よくある質問】日本株の将来性について
- 日本株はもう買わない方がいいですか?
-
「買うな」とは言わない。ただし、日本株だけに集中投資するのはリスクが高い。日本市場は世界の時価総額の約5〜6%にすぎないので、米国株や全世界株と組み合わせて分散投資するのが合理的だ。高配当株やグローバル企業の中には投資価値のある銘柄もある。大事なのは「日本株だけに偏らないこと」だ。
- 日本株と米国株、どっちがいいですか?
-
過去のデータだけで判断すれば、S&P500の年平均リターン約10%に対し、日経平均は30年以上かけてやっとバブル期の水準に戻った程度。成長性では米国株に軍配が上がる。ただし「どちらか一つ」ではなく「両方持つ」のが正解だ。米国株を軸に、日本の高配当株を組み合わせるようなポートフォリオが現実的な落としどころだろう。
- 米国株を始めるのに最低いくら必要ですか?
-
投資信託(eMAXIS Slim 米国株式 S&P500など)なら100円から購入可能だ。ETF(VOOなど)は1口単位の購入になるが、SBI証券や楽天証券なら少額からスタートできる。まずは月1万円のつみたてから始めるのがおすすめ。新NISAのつみたて投資枠を使えば利益は非課税になる。
- 日本株を全部売って米国株に乗り換えるべきですか?
-
一気に全部売り替える必要はない。含み益がある場合は税金が発生するし、タイミングによっては損をする可能性もある。おすすめは「今持っている日本株はそのままにして、今後の新規投資を米国株に向ける」方法だ。時間をかけて徐々にポートフォリオの比率を変えていけばいい。焦りは禁物だ。
- 新NISAで日本株と米国株どちらを買うべきですか?
-
新NISAは利益が非課税になる最強の制度だ。非課税メリットを最大化するなら、成長率の高い米国株(S&P500連動の投信)をつみたて投資枠で積み立てるのが効率的だ。成長投資枠で日本の高配当株を買い、配当収入を非課税で受け取る戦略もアリ。両枠を使い分けて日米のバランスを取るのが賢い使い方だ。
まとめ:全世界へと視野を広げよう


ここまで読んでくれたお前に、最後に本音を言わせてくれ。
日本株に将来性がないと不安に感じるのは、まったく自然なことだ。
- 「日本株に将来性がない」には5つの根拠がある(失われた30年、少子高齢化、低ROE、米国株との差、外部リスク)
- 一方で5つの希望も存在する(東証改革、デフレ脱却、強気予想、割安性、分散投資の受け皿)
- 日本株は「単独」ではなくポートフォリオの一部として組み込むのが最適解
- 新NISAでは「つみたて枠でオルカン/S&P500」+「成長投資枠で日本株」の使い分けが有効
- 大切なのは「日本株がダメか」ではなく「自分のポートフォリオにどう組み込むか」
人口は減り、GDPの成長は鈍化し、世界の時価総額ランキングから日本企業はほとんど消えた。
このデータを見て不安にならない方がおかしい。
でもな、大事なのは感情ではなくデータで判断することだ。
日本株に構造的な逆風があるのは事実。でも「将来性がない=投資価値ゼロ」ではない。
高配当株やグローバル展開企業には、今でも十分な投資価値がある。
問題は、日本株だけに集中投資すること。
世界の94%を無視して、残りの6%だけに全額ベットするリスクの大きさに気づけたなら、この記事を読んだ価値はある。
米国市場は人口増加やイノベーション、基軸通貨ドルという構造的な強みで成長を続けている。
米国株を軸にしたグローバル分散投資が、資産を守りながら増やす現実的な答えだ。
「日本株はダメだ」で思考停止するな。
「じゃあどこに投資すべきか」を自分の頭で考え、行動に移すこと。
それが未来を変える第一歩だ。
俺も散々やらかした。日本株オンリーで10年やって、世界基準で負けて、レバレッジETFで大損して、消費者金融で借金までした。
でもどん底から学んで、今は米国株を軸に着実に資産を積み上げている。
負けてからが本番。
まずは証券口座を開設して、月1万円からでいい。S&P500のインデックスファンドを1本買ってみろ。
それだけで、お前は「世界経済の成長」という味方を手に入れることになる。
俺と同じ轍は踏むなよ。
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投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。




