「楽天証券のメリットやデメリットは何?」
「楽天ポイント還元の仕組みやキャンペーンを教えて」
「他の証券会社と比べてどうなの?」
楽天経済圏という巨大な基盤を持ち、ポイント還元も充実した楽天証券。
そんな楽天証券のメリットやデメリットは何があるのか気になりませんか?
この記事では楽天証券のメリットやデメリット、楽天ポイント還元制度の詳細について徹底リサーチしているので、あなたに合った証券会社かどうかわかります。
楽天証券は日本を代表する証券会社の一つであり、今後も将来性のある企業です。
この記事を読んで納得できたら、あなたも楽天証券で新たな投資生活の一歩を踏み出してみましょう。
筆者について

初めまして、よあちまです。
米国高配当株を中心に投資しています。


楽天証券の概要


まずは楽天証券の概要について詳しく見ていきましょう。
楽天証券とは楽天グループ傘下のオンライン証券会社です。
1999年にサービスを開始し、現在は証券総合口座数が約1,193万口座(2024年末時点)と、SBI証券に続いて国内2位の規模を誇ります。
低コストの取引手数料や楽天ポイントとの連携サービスを最大の強みとして急成長中です。
楽天証券のメリット7選


それでは楽天証券のメリットについて順次見ていきましょう。
手数料の魅力


楽天証券の取引手数料は業界最安値の水準で魅力的なシステムとなっています。(参考:楽天証券の手数料)
まずはNISA口座ですが、楽天証券はNISA口座での取引は完全無料となります。
楽天証券でNISA口座を開設した場合、その口座での取引の手数料は完全無料
注意点として、中国株式とアセアン株式の売買は例外で手数料がかかります。



NISA口座は一人一口座しか開設できません。
どこの証券会社で開設するか慎重に選びましょう。
次は課税口座の場合です。
課税口座における主な商品の手数料は以下のようなシステムとなっています。
取引種別 | 手数料コース | 手数料体系 | 備考 |
---|---|---|---|
国内株式(現物取引) | ゼロコース | 約定代金にかかわらず0円 | SORおよびRクロスの利用が必須 |
超割コース | 1回の約定代金に応じた手数料 ・5万円まで:55円 ・10万円まで:99円 ・20万円まで:115円 ・50万円まで:275円 ・100万円まで:535円 ・150万円まで:640円 ・3,000万円まで:1,013円 ・3,000万円超:1,070円 | 手数料の1%をポイントバック | |
超割コース(大口優遇) | 約定代金にかかわらず0円 | 所定の条件を達成した場合に還元率が2%にアップ | |
いちにち定額コース | 1日の約定代金合計に応じた手数料 ・100万円まで:0円 ・200万円まで:2,200円 ・300万円まで:3,300円 ・以降、100万円増えるごとに1,100円を追加 | デイトレード割引(日計り取引片道手数料無料)あり | |
かぶミニ(単元未満株) | – | 買付・売却ともに0円 | 1株から購入できるもの |
投資信託 | – | ・購入時手数料は全てのファンドで無料 | ファンド毎により信託報酬などで手数料がかかる場合がある |
- 手数料コースで「ゼロコース」を選択する
- RクロスとSORを必ず利用する



Rクロスとは楽天証券が運用している注文のマッチングシステムのことです。
ゼロコースを選択時に、Rクロス利用に同意すれば自動で運用されます。



SORとは各市場の内、最も有利な価格で約定できるものから優先的に注文するシステムのことよ。
注文時に「SOR有効」にチェックを入れればOKよ。
国内株式はゼロコースなら何度取引しても手数料0円です。
余分な費用がかからないので国内株式投資のハードルが大きく下がりますね。
取扱う金融商品やサービスが豊富


楽天証券はさまざまな金融商品とサービスを提供するオンライン証券会社となっています。
以下に主要な金融商品やサービスをまとめました。
商品・サービス名 | 説明 |
---|---|
国内株式(現物・信用) | 他社と比べ手数料が安く、取扱銘柄数も豊富。 |
かぶミニ(単元未満株取引) | 少額から株式投資が可能なサービス。 |
IPO(新規公開株) | 新規公開株のことで、抽選により購入できるかが決まる。 |
米国株式・海外ETF | 米国株式や海外ETFの取引が可能。 |
投資信託・積立 | 豊富な投資信託を取り扱い、積立投資も可能。 |
iDeCo(個人型確定拠出年金) | 老後資金の形成をサポートする制度。 |
債券 | 国内外の債券を取り扱っている。 |
金・プラチナ・銀 | 貴金属の取引が可能。 |
FX(外国為替証拠金取引) | 外国為替の取引サービス。 |
CFD(差金決済取引) | 株価指数や商品などの差金決済取引。 |
先物・オプション | 先物取引やオプション取引を提供。 |
ロボアドバイザー(楽ラップ) | 自動で資産運用を行うサービス。 |
マーケット情報 | 世界各国の株価や指数、為替、金利、ニュースなどのマーケット情報を提供。 |
ツール・アプリ | 「マーケットスピード II」や「iSPEED」など、さまざまな取引ツールやアプリを提供。 |
学び・セミナー | 投資に関するセミナーやコラムが充実している。 |
カスタマーサポート | 電話、メール、チャットサポートを提供。 |
国内株式の単元未満株サービス「かぶミニ」を使えば、通常なら100株単位でしか買えない株式も1株から購入できます。
海外株式の取り扱いも楽天証券の強みです。
特に米国株式はAppleやAmazonといった主要企業から、中小型の有望株まで5,000銘柄超を取り扱っています。
米国株式の他にシンガポールやタイ、マレーシアといった東南アジアの株式も購入できるそうです。



取引に慣れてきたら、信用取引にチャレンジするなどレベルアップして見ましょう。
初心者が投資を始めやすい


楽天証券は初心者にとって使いやすい証券会社として定評があります。
- かぶミニなど少額から投資できる仕組みがある
- 大手楽天グループが運営しているから初心者でも心理的ハードルが低い
- サイト設計がわかりやすく口座開設から取引までスムーズに進めれる
- 投資経験が全くなくても「はじめての投資ガイド」など基礎から勉強できる
- 楽天会員IDでログイン連携できるので、すぐ楽天市場や楽天銀行と連携できる
このような理由から楽天証券は誰でも始めやすい証券会社といえます。
楽天ポイントと楽天経済圏


楽天証券の最大のメリットは楽天ポイントと楽天経済圏の連携です。
なぜなら楽天証券で取引すれば多くのポイント還元があり、入手した楽天ポイントで幅広い楽天経済圏の様々なサービスを受けられるからです。
楽天経済圏には以下のようなサービスがあります。(参照:楽天経済圏とは)
カテゴリー | サービス名 | 内容 |
---|---|---|
お買い物 | 楽天市場 | 日本最大級の総合インターネットショッピングモール。 |
楽天ブックス | 書籍やDVD、CD、ゲームなど取り扱うオンライン書店。 | |
楽天Kobo | 電子書籍の購入・閲覧が可能なサービス。 | |
Rakuten Fashion | 公式ブランドを多数取り扱うファッション通販サイト。 | |
ラクマ | 簡単に出品・購入ができるフリマアプリ。 | |
マネー ファイナンス | 楽天カード | 年会費無料のクレジットカードで、利用に応じてポイントが貯まる。 |
楽天銀行 | ネット銀行で、各種手数料の優遇やポイント付与が特徴。 | |
楽天Edy | 全国のコンビニなどで使える電子マネーサービス。 | |
楽天ペイ | スマホを使ったキャッシュレス決済サービス。 | |
楽天ウォレット | 仮想通貨の取引サービスを提供。 | |
楽天保険の総合窓口 | 生命保険、損害保険、ペット保険などを取り扱う。 | |
モバイル 通信 | 楽天モバイル | 手頃な料金プランを提供する携帯電話サービス。 |
楽天ひかり | 高速インターネット接続サービス。 | |
トラベル スポーツ | 楽天トラベル | 国内外の旅行予約が可能な総合旅行サイト。 |
楽天GORA | ゴルフ場の予約や検索ができるサービス。 | |
楽天チケット | コンサートやスポーツイベントのチケット販売。 | |
暮らし 生活 | 楽天ビューティ | 美容室やサロンの予約が可能なサービス。 |
楽天でんき | 電力供給サービスで、利用に応じてポイントが貯まる。 | |
楽天ガス | ガス供給サービスで、楽天でんきと併用でさらにお得。 | |
楽天レシピ | ユーザー投稿型のレシピサイトで、投稿や閲覧が可能。 | |
楽天不動産 | 不動産情報の検索や比較ができるサービス。 | |
エンタメ | 楽天TV | 映画やドラマ、アニメなどの動画配信サービス。 |
楽天ミュージック | 音楽ストリーミングサービスで、多数の楽曲を提供。 | |
楽天ブックス | 書籍やDVD、ゲーム、本などのネット書店。 |



こうやってみると、楽天経済圏ってホントに幅広いよね。
投資によって貯めた楽天ポイントはこれらのサービスに利用できるため、投資と日常生活のポイ活が融合します。
このように楽天証券での投資活動によって、楽天経済圏でお得になる仕組みが整っています。
充実した取引ツール


楽天証券には充実した取引ツールがあります。
ツール名 | 特徴 |
---|---|
iSPEED | 国内株式に限らずあらゆる取引に対応したスマートフォンアプリ。リアルタイムの株価やチャート、ニュースを提供し、直感的な操作が可能。 |
iSPEED FX | FX取引専用のアプリ。リアルタイムの為替レートやニュース、4画面同時表示が可能なテクニカルチャートを提供。 |
iSPEED 先物OP | 先物・オプション取引専用のアプリ。14種類のテクニカルチャートやトレンドライン描画機能を搭載。 |
マーケットスピード II | PC向けトレーディングツール。アルゴ注文やテーマ別銘柄検索など、多彩な機能を搭載。スマホアプリ版「iSPEED」と連携可能で、外出先でもシームレスな取引が可能。 |
これらのツールのおかげで、場所や時間を問わずスマホでも楽々と取引できます。
投資情報・教育コンテンツの充実
楽天証券には投資情報を入手するための手段や教育コンテンツが充実しています。
コンテンツのおかげで投資初心者の不安を解消したり、ユーザーの資産形成に大きく貢献しているそうですよ。
例えば初心者向けの「投資の基礎」セミナーを開催したり、独自の投資情報メディア「トウシル」によって投資家向けの情報発信に力を入れています。



トウシルは楽天証券の口座がなくても誰でも見れて、経済研究所アナリストが執筆した質の高い記事が揃っているそうよ。
このように楽天証券では簡単に投資情報がインプットできて、幅広いユーザーの資産形成に貢献しています。
日経新聞などの電子版が無料で読める


楽天証券で口座開設すると大きな特典があります。
有料サービスである日経新聞や日経産業新聞、日経MJ等の電子版記事を無料で閲覧できる。



さらにNISA口座またはiDeCo口座を開設すれば追加の無料書籍が閲覧できるんだって!
無料閲覧サービスを利用すれば投資やマネーに関する知識を手軽に深めることができますね。
【最新情報】楽天証券の投資信託アプリ誕生
楽天証券はこれまで投資信託をスマホで購入できるアプリがなかったため、ユーザーから不満の声が上がっていました。
しかし2024年12月25日からiGrow(アイグロー)が登場したことで投資信託の購入がスマホでできるようになりました。(参照:楽天証券の資産づくりアプリ)



しかもこのアプリは楽天証券の保有銘柄や楽天銀行の預金残高など資産を一元的に管理できるんだって。



もちろん投信積立にも対応してるわ。
iGrowが登場したため、楽天証券は益々使いやすくなりました。
楽天証券のデメリット


楽天証券のメリットについて見てきましたが、一方で注意すべきデメリットも存在します。
ここからは楽天証券を利用する上で知っておきたいデメリットについて具体的に解説しますね。
期間限定ポイントが使えない


楽天証券では楽天ポイントを使って投資信託や株式を購入できます。
しかし購入できるのは「通常ポイント」のみで、「期間限定ポイント」では購入できません。
有効期限が設定されている楽天ポイントのことで、通常の楽天ポイント(通常ポイント)は1年間有効ですが、期間限定ポイントはもっと短い期限で失効する。
もしも楽天証券でポイント投資をしようと考えていた人が大量の期間限定ポイントを持っていたとしても、それを直接投資に回せなくなります。
よって期間限定ポイントで投資商品を購入できない点はデメリットとなります。



期間限定ポイントは楽天スーパーSALEや楽天カード利用で得られるキャンペーンポイント、誕生日や記念日などに付与されるポイントです。



楽天PointClubにログインして「ポイント実績」を見れば期間限定ポイントかどうかわかるわ。
ポイント制度の変更が多い
楽天証券はポイント還元が大きな魅力ですが、還元のプログラム内容が頻繁に変更される傾向があります。
中にはユーザーにとって改悪となる変更もあります。
例えば以前は楽天カード積立で投信を購入すれば銘柄やカード種別に関わらず一律1%ポイント還元でした。
しかし2022年9月以降は低コストのインデックスファンドだけ還元率0.5%(通常カードの場合)に引き下げられてしまいました。



いきなり現時点のポイント制度やキャンペーンが無くなると辛いよね。
よってポイント制度は予告なく変更される点はデメリットとして覚えておきましょう。
IPO投資で取扱う銘柄数が少ない
楽天証券はIPO投資においてデメリットがあります。
それは楽天証券が取扱うIPO取扱い銘柄数が少ないことです。
例えば2023年のIPO実績数は楽天証券で61社だったのに対し、SBI証券では91社にのぼりました。
取扱い銘柄数が少ないと以下のような問題が発生します。
- 狙っているIPO銘柄があっても取り扱っていないため応募できない可能性が出る。
- 配分される株式数も少なくなるため、当選する確率が低くなる。
またSBI証券だと落選するたびに「IPOチャレンジポイント」があり、次回以降の当選確率を上げるポイント制度があります。
しかし楽天証券にはそのような敗者復活的な仕組みもないので、運頼みとなってしまうでしょう。
そのため当選確率を上げるには他社との併用が欠かせません。



楽天証券だけでは、狙っているIPO銘柄があっても応募できないかもしれませんね。
「かぶミニ」で取扱う銘柄数が少ない
楽天証券のメリットで紹介した単元未満株取引「かぶミニ」ですが、銘柄数の少なさがデメリットとなります。
そのため「少額でも好きな銘柄に幅広く投資したい」と考える人にとっては、楽天証券の「かぶミニ」では物足りない可能性があります。
例えば「かぶミニ」の取扱い銘柄数は約1,800社であり、一見多いようですがSBI証券の単元未満株サービス(S株)は3,500銘柄以上と楽天証券より一歩進んでいます。



SBI証券の取扱い銘柄数は、東京証券取引所のほぼ全銘柄をカバーしているそうです。
よって単元未満株「かぶミニ」の取扱い銘柄数が少ない点はデメリットとなるでしょう。
外国株式の取扱いに関する課題


楽天証券は外国株式についていくつかの課題があります。
「私は日本株しかやらないから大丈夫かな」と思われる方も、いずれは外国株もチャレンジする可能性もあるので理解しておくと良いでしょう。
取扱う国数が限定されている
楽天証券は取扱う国や地域が限定的である点がデメリットとして挙げられます。
下の表は各証券会社が取り扱う外国株についてまとめたものです。
証券会社 | 米国株取扱銘柄数 | 中国株取扱銘柄数 | 取扱国数 |
---|---|---|---|
![]() ![]() | 約5,100銘柄 | 香港証券取引所上場銘柄:約480銘柄 上海証券取引所A株市場上場銘柄:約250銘柄 | 6カ国(米国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア) |
![]() ![]() | 約5,400銘柄 | 約1,300銘柄 | 9カ国(米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア) |
![]() ![]() | 約5,000銘柄 | 香港証券取引所上場のほぼ全銘柄 | 2カ国(米国、中国) |
![]() ![]() | 約4,400銘柄 | 取扱なし | 1カ国(米国) |
![]() ![]() | 約7,000銘柄 | 取扱なし | 1カ国(米国) |
楽天証券で取引できるのは米国や中国株を始め、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールの6ヵ国です。
日本人に馴染み深い主要マーケットをカバーしているとは言え、他のネット証券に比べると範囲が狭めです。
例えばSBI証券では上記に加えて韓国やベトナム、ロシアなども含め9ヵ国の株式に投資できます(※ロシア市場は現在取引停止中)。
このように楽天証券が取扱う外国株の国数は限定されており、他の海外銘柄を扱いたい投資家にとってデメリットとなります。



私もSBI証券でベトナム株のビングループなど多数の新興国株を購入したことがあります。
手数料がかかる
楽天証券の国内株式の手数料は無料ですが、外国株取引には一定の手数料がかかります。
外国株式の手数料を下の表にまとめました。
取引市場 | 取引手数料 | 最低手数料 | 上限手数料 | その他費用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
米国株式(現物取引) | 約定代金の0.495%(税込) | 0米ドル | 22米ドル(税込) | 売却時にSEC Feeが別途発生 | 為替手数料:25銭/米ドル(円貨決済時) |
米国株式(信用取引) | 約定代金の0.33%(税込) | 0米ドル | 16.5米ドル(税込) | 売却時にSEC Feeが別途発生 | 為替手数料:25銭/米ドル(円貨決済時) |
中国株式 (上海A株、香港株式、香港上場ETF) | 約定代金の0.275%(税込) | 550円(税込) | 5,500円(税込) | 現地手数料や現地諸費用はなし | 為替手数料:香港株 片道±15銭、上海A株 片道±20銭 |
アセアン株式 (シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア) | 約定代金の1.1%(税込) | 550円(税込) | なし | 現地手数料や現地諸費用はなし | 為替手数料:市場により異なる |
補足
- 米国株式のSEC Fee:売却時に米国現地証券取引所手数料(SEC Fee)が別途かかります。
- 為替手数料:円貨決済の場合、各市場ごとに為替手数料が発生します。
- ポイント還元:「超割コース」を選択すると、取引手数料の1%(大口優遇の場合は2%)が楽天ポイントとして還元されます。



米国株式の手数料が0円になるのはどんな時なの?



約定代金によって手数料が変わります。
下の表を見てください。
米国株式の手数料についてもっと詳しく見ていきましょう。(参考:米国株式手数料)
米国株式の手数料は、約定代金によって金額が分かれています。
約定代金 | 取引手数料 |
---|---|
2.22米ドル以下 | 0円 |
2.22米ドル超 ~ 4,444.45米ドル未満 | 約定代金の0.495%(税込) |
4,444.45米ドル以上 | 22米ドル(税込) |



他社の外国株式の手数料はどうなの?



他の証券会社も一定の手数料が発生します。
下の表を見てください。
各証券会社の外国株式の手数料をまとめました。
証券会社 | 売買手数料 | 為替手数料 |
---|---|---|
![]() ![]() | 約定代金の0.495%(最低0ドル、上限22米ドル) | 買付時は25銭/ドル 売却時は無料 |
![]() ![]() | 約定代金の0.495%(最低0ドル、上限22ドル) | 無料 |
![]() ![]() | 約定代金の0.495%(最低0ドル、上限22米ドル) | 買付時は無料 売却時は25銭/ドルの手数料が発生 |
![]() ![]() | 約定代金の0.0%(手数料無料) | 無料 |
![]() ![]() | 約定代金の0.088%(最低0ドル、上限5.99ドル) | 無料 |



円とドルを交換する為替手数料も重なると高額になるので無視できませんね。
SBI証券の外国株式も手数料がかかりますが、新規顧客向けに一定期間は手数料が無料になるキャンペーンを行ったり、特定の米国ETF買付手数料を無料化するなどの取り組みを始めています。
このように楽天証券の外国株取引に一定の手数料がかかってしまう点はデメリットです。
サポート体制の課題


楽天証券のサポート体制には多くの課題がありデメリットとなります。
サポート体制の問題としてよく取り上げられている点は以下のとおりです。
- 対面の相談サービス受けられない
- サポート対応の時間が制限されている
楽天証券は店舗を持たないネット証券であるため、対面での相談サービスが受けられません。
特に投資初心者で「誰かにアドバイスしてもらいながら始めたい」という方には不安材料になるかもしれません。
したがって、自分で情報収集して投資判断をする必要があることは念頭に置くべきです。



この点は情報提供コンテンツを充実させてサポートしているので、それらを活用してカバーしましょう。
もう一点は問い合わせ対応時間の制限です。
楽天証券では電話サポートの受付時間が平日8:00~18:00頃までとなっており、土日祝日は原則対応していない。
もしも平日の夜間や週末に急ぎで問い合わせしたいことがあっても、すぐにオペレーターと電話で話せない可能性があります。



国内の各ネット証券でも似たような状況になってるわ。
対面証券のように担当者にいつでも電話できる安心感が無いことは理解しておきましょうね。
合計15万円までの投信積立ポイント上限
楽天証券の投信積立てで、ポイント還元を受けれる金額には上限がある点を確実に押さえておきましょう。
投信積立てのポイント還元は、楽天カードの決済では上限10万円まで、楽天キャッシュでは上限5万円までを組み合わせた月額最大15万円までが上限金額
例えば毎月20万円を積み立てようと思った場合、楽天証券で15万円分はポイント還元対象となりますが、残り5万円分はポイントが付きません。
そのためより多くの金額で毎月の投信積立てポイントを得たい人は、他社のポイント制度も併用しながら分散して積立てをすると良いでしょう。
毎月15万円以上投信積み立てを行い、全額に対してポイント還元を得たい人は、他社の投信積立て枠を併用すれば良い。



投信積立ての上限は楽天証券以外でも設定されているので、他社の上限金額がいくらなのかは確実に調べましょう。



楽天証券以外のポイント還元枠を使いたいなら、dポイント還元による金額枠が大きいマネックス証券をおすすめします。
\ マネックス証券 /
楽天ポイント還元制度の仕組み


楽天証券では楽天ポイントが貯まる独自のポイント還元制度を設けています。
具体的にどのような仕組みになっているのか詳しく見ていきましょう。
楽天カードのクレジット決済機能によるポイント還元


楽天証券のクレジットカードである楽天カードで投信積立サービスを利用すれば、決済代金の一部を楽天ポイントで獲得できます。(参考:クレカ積立)
- 購入する商品は投資信託に限る
- 楽天カードの種類によっては年会費がかかる
- 楽天カードの投信積立サービスを利用して代金決済が要件
- 積立金額の上限は毎月10万円まで



ポイント還元率と年会費に差があります。
詳しくは下の表を見てください。
以下に楽天カードの種類による還元率をまとめました。
カード名 | 年会費(年間) | ポイント還元率 | カード毎の特徴 | |
---|---|---|---|---|
代行手数料(年率)0.4%以上のファンド | 代行手数料(年率)0.4%未満のファンド | |||
![]() ![]() | 永年無料 | 1.0% | 0.5% | 楽天市場での利用時はSPU適用でポイント最大3倍。 |
![]() ![]() | 2,200円 | 1.0% | 0.75% | 国内主要空港ラウンジ無料利用(年間2回まで)、ETCカード年会費無料、利用可能枠最高200万円。 |
![]() ![]() | 11,000円 | 1.0% (全てのファンド) | 楽天市場での利用時はSPU適用でポイント最大5倍。プライオリティ・パスの無料発行(年間5回まで無料)、国内主要空港ラウンジ無料利用(回数無制限)、ETCカード年会費無料、海外・国内旅行傷害保険が付帯。利用可能枠最高300万円。 | |
![]() ![]() | 33,000円 | 2.0% (全てのファンド) | 楽天市場での利用時はSPU適用でポイント最大5倍。プライオリティ・パスの無料発行(無制限)、コンシェルジュサービス、海外・国内旅行傷害保険が付帯。利用可能枠最高1,000万円。招待制で申し込みは招待された方のみ可能。 |
代行手数料とは投資信託の信託報酬のうち、販売会社が受け取る手数料を指します。



他の証券会社は利用金額に応じて還元率が変わるけど、楽天証券はカード利用額に関係なくポイント還元するのよ!



通常の楽天カードでも毎月10万円積み立てれば最低でも500ポイント、年間で6,000ポイントも還元されるね!
貯まった楽天ポイントは次の投資信託の購入代金に使えるので、ポイントがさらに資産を増やす好循環を生み出せます。
楽天キャッシュ決済によるポイント還元


楽天証券ではクレジットカードだけでなく、楽天キャッシュ(電子マネー)による投信積立も可能です。
楽天キャッシュとは楽天グループのプリペイド型電子マネーで、事前にチャージした残高をネットショッピングやサービス支払いに使えるものです。
- 楽天キャッシュ決済の積立上限額は月5万円まで
- 利用額の0.5%の楽天ポイントを付与



楽天カードでの投信積立と、楽天キャッシュ払いは併用できます!



つまり、毎月15万円まで購入費に楽天ポイントがつくのね!
もしも楽天キャッシュで月5万円分の投信積立を購入すれば、月に250ポイント、年間で3,000ポイントも獲得できます。
通常の楽天カードでの決済分と合わせれば、年間で最大9,000ポイントを獲得できる計算ですね。
投資信託の保有残高によるポイント還元
楽天証券には投資信託を保有しているだけでポイントがもらえる「投信残高ポイントプログラム」もあります。
これは投資信託の月間保有残高に対して、所定の楽天ポイントを毎月付与する仕組みです。



対象となるファンドは、以下の「楽天・プラスシリーズ」という楽天証券が提供する低コストインデックスファンド6本だけ(2025/4/1時点)となりました。
対象ファンド | 信託報酬率 (年率・税込み) | ポイント還元率 (年率) | 毎月10万円ずつ、10年間積み立てた場合の獲得ポイント |
---|---|---|---|
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 0.0561% | 0.017% | 10,236ポイント |
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 0.077% | 0.028% | 16,900ポイント |
楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド | 0.088% | 0.033% | 19,929ポイント |
楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド | 0.132% | 0.053% | 32,050ポイント |
楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド | 0.198% | 0.05% | 30,218ポイント |
楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド | 0.176% | 0.05% | 30,218ポイント |



2025年4月1日時点では、保有残高の上限金額に関しての記載はないから、大量購入してお得に運用するのもアリね。
対象の6ファンドはいずれも信託報酬が業界最低水準に抑えられたもので、長期保有する投資家に追加リターンを提供するのが狙いです。
手数料のポイント還元
楽天証券では株式の取引手数料に対して楽天ポイントが還元される制度があります。(参考:手数料還元ポイント制度)
手数料コースとポイント還元率は以下の表のとおりです。
国内株取引手数料コース | 米国株 | 中国株 | アセアン株 | 先物・オプション | 金・銀・プラチナ | 国内株 |
---|---|---|---|---|---|---|
ゼロコース | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% | – |
いちにち定額コース | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% | – |
超割コース | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% | 1% |
超割コース(大口優遇) | 2% | 2% | 2% | 2% | 2% | 2% |



ここまで説明したポイント還元制度をフル活用して、長期間お得にポイントをもらいましょう!



次からはポイント還元キャンペーンについて説明するから、自分に合ったものを選んで申し込みしましょうね!
【見逃しNG】楽天ポイント還元キャンペーン一覧


楽天証券では期間限定の各種キャンペーンで、大量の楽天ポイントを獲得できるチャンスがあります。
お得なキャンペーン情報をいくつか見ていきましょう。



各キャンペーン名をクリックして詳細をチェックしてね。
キャンペーン名 | 獲得ポイント | 開催期限 |
---|---|---|
楽天証券NISA 春の新生活応援キャンペーン | 2,000ポイント | 2025/5/30まで |
NISAクレカ積立デビュー応援キャンペーン | 2,000ポイント | 2025/6/12まで |
信用取引デビュー応援プログラム(信用取引口座開設) | 200ポイント | 未定 |
先物・オプション取引デビュー応援プログラム | 200ポイント/最大10万円キャッシュバック | 未定 |
楽天FX口座開設プログラム | 最大165万円キャッシュバック | 未定 |
楽天CFD口座開設プログラム | 200ポイント/最大200万円キャッシュバック | 未定 |
ご家族・お友達紹介プログラム(紹介キャンペーン) | 600ポイント(紹介された側も) | 未定 |



キャンペーンは受けようとした時に終了している可能性もあるので、公式ページでその都度チェックしましょう。
楽天証券NISA 春の新生活応援キャンペーン


キャンペーンにエントリーし、期間中に楽天証券のNISA口座を新規開設すると、抽選で1000名に楽天ポイントが付与されるキャンペーンを実施中です。(参考:キャンペーン情報)
キャンペーン概要 |
キャンペーンにエントリーし、楽天証券のNISA口座を新規開設する |
付与ポイント |
最大2,000ポイント |
エントリー |
必要 |
終了期日 |
2025年5月30日まで |
適用条件 |
キャンペーンにエントリーし、期間中に楽天証券のNISA口座を新規開設する |
※注意
- 楽天証券の総合口座が未開設の場合は同時に開設する必要がある。
- 予告なく内容を変更・中止する場合がある。
- 同時期に同一商品を対象としたキャンペーンを開催している場合には、重複して特典を受けられない。
- 「最大2,000円分のギフト券が当たる!みんなではじめよう#楽天証券NISAキャンペーン」で特典を受け取った被紹介者は、本キャンペーンの条件を達成した場合においても、特典を受けることができない。
- 当選ポイントは6月下旬ごろに付与される。



これから投資を始めようとする人は、口座開設のついでにエントリーするだけで抽選されるね。
NISAクレカ積立デビュー応援キャンペーン


期間内に楽天証券の総合口座とNISA口座を開設し、楽天ポイントコースを設定。
その後楽天カードによる「楽天カードクレジット決済」で投信積立てを合計40,000円以上設定し、期間内に初回積立て約定をするともれなく楽天ポイント最大2,000円分が付与されます。(参考:キャンペーン情報)
キャンペーン概要 |
楽天証券のNISA口座で楽天カードによる投信積立てを合計4,0000円以上設定し、積立て約定をする |
付与ポイント |
最大2,000ポイント |
エントリー |
必要 |
終了期日 |
2025年6月12日まで |
適用条件 |
①期間中(2025年6月12日まで)に楽天証券のNISA口座を新規開設してエントリーする。 ②2025年6月12日までに楽天ポイントコースを設定する。 ③楽天カードを作成し、楽天カードクレジット決済による投信積立てを合計4,0000円以上設定する。 ④期間中(2025年7月1日〜2025年7月31日までの間)に合計4万円以上の積立て約定をする。 |
※注意
- 特典ポイントは2025年9月末ごろに付与予定。
- 過去にNISA口座で楽天カード積立を利用したことがある場合は対象外。



このキャンペーンみたいに、楽天カードを作るとポイント付与されるキャンペーンはたくさんあるよ!
信用取引デビュー応援プログラム(信用取引口座開設)


楽天証券総合口座を保有し、キャンペーンページからエントリーのうえ信用取引口座を新規開設すれば楽天ポイント200円分付与されます。(参考:キャンペーン情報)
キャンペーン概要 |
保有している楽天証券総合口座から信用取引口座を新規開設する。 |
付与ポイント |
200ポイント |
エントリー |
必要 |
終了期日 |
未定 |
適用条件 |
①楽天証券総合口座を開設する。 ②楽天証券ホームページからエントリーする ③信用取引口座を開設する。 |
※注意
- 信用取引口座開設の申込から審査完了まで数日かかる。
- ポイントは原則として条件達成後に順次付与される(期間限定ポイントの場合あり)。
- エントリーしないと対象にならない。
- 同時期に同一商品を対象としたプログラムを開催している場合には、重複して特典を受けることはできません。
- すでに国内株式の信用口座を持っていても米国株式信用口座の開設で更に200ポイント付与される。



初めて信用取引に挑戦しようとする人を応援するキャンペーンだよ。
先物・オプション取引デビュー応援プログラム


楽天証券総合口座を保有し、キャンペーンページからエントリーのうえ先物・オプション取引口座を開設。
その後口座開設月の翌月末までに先物またはオプション取引を初めて成立させると楽天ポイント200ポイント付与。
さらに初回取引月と翌月の取引手数料の50%(上限10万円)がキャッシュバックされます。(参考:キャンペーン情報)
キャンペーン概要 |
先物・オプション取引口座を開設しエントリーのうえ、口座開設月の翌月末までに先物・オプション取引を初めて成立させる。 |
付与ポイント |
200ポイント+手数料の50%キャッシュバック(上限10万円) |
エントリー |
必要 |
終了期日 |
未定 |
適用条件 |
①楽天証券総合口座を開設する。 ②楽天証券ホームページからエントリーする ③先物・オプション取引を成立させる。 |
※注意
- ポイントは取引完了後に付与される。
- 手数料キャッシュバックは所定の時期に現金口座へ入金される。
- 過去に先物・オプション取引経験のある場合は対象外。



こちらも初めて先物・オプション取引に挑戦しようとする人を応援するキャンペーンだよ。
楽天FX口座開設プログラム


楽天証券の総合口座を保有し、キャンペーンにエントリーのうえ楽天FX専用口座を新規開設するともれなく楽天ポイント200ポイントが付与されます。
さらに口座開設月の翌々月末までの新規FX取引数量に応じて、最大165万円が現金キャッシュバックされます。(参考:キャンペーン情報)
キャンペーン概要 |
エントリーのうえ、FX取引口座を開設する。 |
付与ポイント |
200ポイント+最大165万円キャッシュバック |
エントリー |
必要 |
終了期日 |
未定 |
適用条件 |
①楽天証券総合口座を開設する。 ②楽天証券ホームページからエントリーする。 ③楽天FX専用口座を新規開設する。 ④FX取引数量に応じて段階的にキャッシュバック(下表のとおり)。 |
※注意
- キャッシュバック上限金額は、月毎に見直される可能性がある。
- キャッシュバックは取引通貨量によって段階的に付与される。
- ポイント付与はFX口座を開設した月の3ヶ月後になる予定
- キャッシュバックは総合口座へ支払われる。
- 対象となる取引の期間は、FX口座を開設した翌々月末の最終営業日の取引終了時間
キャッシュバックされる取引量と金額の表



キャッシュバックされる取引量と金額の表はこちらです。
取引数量(以上〜未満) | キャッシュバック額 |
---|---|
10万通貨〜30万通貨未満 | 100円 |
30万通貨〜50万通貨未満 | 300円 |
50万通貨〜100万通貨未満 | 500円 |
100万通貨〜500万通貨未満 | 1,000円 |
500万通貨〜1,000万通貨未満 | 5,500円 |
1,000万通貨〜2,000万通貨未満 | 12,000円 |
2,000万通貨〜5,000万通貨未満 | 25,000円 |
5,000万通貨〜10,000万通貨未満 | 60,000円 |
10,000万通貨〜20,000万通貨未満 | 120,000円 |
20,000万通貨〜30,000万通貨未満 | 250,000円 |
30,000万通貨〜40,000万通貨未満 | 350,000円 |
40,000万通貨〜50,000万通貨未満 | 450,000円 |
50,000万通貨〜60,000万通貨未満 | 550,000円 |
60,000万通貨〜70,000万通貨未満 | 650,000円 |
70,000万通貨〜80,000万通貨未満 | 750,000円 |
80,000万通貨〜90,000万通貨未満 | 850,000円 |
90,000万通貨〜100,000万通貨未満 | 950,000円 |
100,000万通貨〜110,000万通貨未満 | 1,050,000円 |
110,000万通貨〜120,000万通貨未満 | 1,150,000円 |
120,000万通貨〜130,000万通貨未満 | 1,250,000円 |
130,000万通貨〜140,000万通貨未満 | 1,350,000円 |
140,000万通貨〜150,000万通貨未満 | 1,450,000円 |
150,000万通貨〜160,000万通貨未満 | 1,550,000円 |
160,000万通貨以上 | 1,650,000円 |



キャッシュバック対象期間は、FX口座を開設した翌々月末の最終営業日の取引終了時間までだから注意してね。
楽天CFD口座開設プログラム


楽天証券の総合口座を保有し、キャンペーンにエントリーのうえ楽天CFD口座を新規開設するともれなく楽天ポイント200ポイントが付与されます。
さらに口座開設月の翌々月末までの新規CFD取引に応じて、最大200万円の現金キャッシュバックがあります(参考:キャンペーン情報)
キャンペーン概要 |
エントリーのうえ、楽天CFD口座を新規開設を開設する。 |
付与ポイント |
200ポイント+最大200万円キャッシュバック |
エントリー |
必要 |
終了期日 |
未定 |
適用条件 |
①楽天証券総合口座を開設する。 ②楽天証券ホームページからエントリーする。 ③楽天CFD口座を新規開設する。 ④楽天CFD口座の新規取引で取引数量に応じて段階的にキャッシュバック(下表のとおり)。 |
※注意
- 取引は新規注文のみを対象とし、決済注文は対象外。
- キャッシュバック上限金額は、月毎に見直される可能性がある。
- キャッシュバックは取引数量によって段階的に付与される。
- ポイント付与はFX口座を開設した月の3ヶ月後になる予定
- キャッシュバックは総合口座へ支払われる。
- 取引期間中における対象銘柄のお取引の合計で付与金額を算出する。1Lot未満の取引は切り捨てとなる。
- 対象となる取引の期間は、CFD口座を開設した翌々月末の最終営業日の取引終了時間
キャッシュバックされる取引量と金額の表



キャッシュバックされる取引量と金額の表はこちらです。
取引数量(以上〜未満) | キャッシュバック額 |
---|---|
50Lots〜100Lots未満 | ¥250 |
100Lots〜500Lots未満 | ¥500 |
500Lots〜1,000Lots未満 | ¥1,000 |
1,000Lots〜5,000Lots未満 | ¥2,000 |
5,000Lots〜10,000Lots未満 | ¥10,000 |
10,000Lots〜50,000Lots未満 | ¥20,000 |
50,000Lots〜100,000Lots未満 | ¥100,000 |
100,000Lots〜200,000Lots未満 | ¥200,000 |
200,000Lots〜300,000Lots未満 | ¥400,000 |
300,000Lots〜400,000Lots未満 | ¥600,000 |
400,000Lots〜500,000Lots未満 | ¥800,000 |
500,000Lots〜600,000Lots未満 | ¥1,000,000 |
600,000Lots〜700,000Lots未満 | ¥1,200,000 |
700,000Lots〜800,000Lots未満 | ¥1,400,000 |
800,000Lots〜900,000Lots未満 | ¥1,600,000 |
900,000Lots〜1,000,000Lots未満 | ¥1,800,000 |
1,000,000Lots〜 | ¥2,000,000 |



キャッシュバック対象期間は、CFD口座を開設した翌々月末の最終営業日の取引終了時間までだから注意してね。
ご家族・お友達紹介プログラム(紹介キャンペーン)


楽天証券の総合口座を保有している人が家族や友達に紹介し、紹介された人が口座開設することで楽天ポイントが双方に200ポイント付与されます。
さらに紹介された人がNISA口座を開設したら双方に200ポイント、iDeCoに加入したら双方にさらに200ポイントずつ付与されます。(参考:キャンペーン情報)



楽天証券を紹介した人と、紹介された人にそれぞれ最大で600ポイント付与されるキャンペーンです。
キャンペーン概要 |
楽天証券の口座開設者が紹介用URLを家族や友達に共有し、紹介された人がそのURLから口座開設し、口座開設後3ヶ月以内に1,000円以上入金することでポイント付与される。 |
付与ポイント |
最大600ポイント(紹介者と被紹介者の双方に) |
エントリー |
不要 |
終了期日 |
未定 |
適用条件 |
①楽天証券総合口座を開設し、楽天ポイントコースを選択する。 ②楽天証券ホームページの「いますぐ紹介する」のバナーからURLを取得する。 ③URLを家族や友人に共有する。 ④家族や友人がそのURLから楽天証券の口座を開設し、楽天ポイントコースを選択する。 ⑤口座開設後3ヶ月以内に1,000円以上入金する。(この時点で双方に200ポイント) ⑥紹介された人がさらにNISA口座を開設する。(この時点で双方にさらに200ポイント) ⑦紹介された人がさらにiDeCoに加入する。(この時点で双方にさらに200ポイント) |
※注意
- ポイントは原則条件達成の翌日から翌々日に付与される
- 紹介者と被紹介者ともに楽天ポイントコース設定が必要。
- ポイント付与作業時点で総合取引口座を閉鎖されている人は対象外となる。



自分が楽天口座での取引に慣れてきたら、色々な人に投資の楽しさと一緒に教えてあげるといいかもね。
その他の証券会社と比較
楽天証券を検討するには、同じネット証券であるSBI証券やマネックス証券などとの比較も重要です。
この項目では主要なネット証券と楽天証券との違いを比較してみました。
SBI証券との比較
SBI証券は国内最大手のネット証券です。
楽天証券と比較した主な違いをまとめました。
比較項目 | ![]() ![]() 楽天証券 | ![]() ![]() SBI証券 | 備考 |
---|---|---|---|
手数料・コスト | ・国内株式手数料無料(ゼロコース選択時) ・楽天ポイント還元が豊富 | ・国内株式手数料無料(電子交付設定時) ・住信SBIネット銀行との連携で為替手数料を実質0.04円に抑える方法あり | ・両社とも手数料無料化を進めており大差はないが、為替手数料ではSBI証券が若干有利 |
取扱商品・銘柄 | ・外国株式6ヵ国 ・IPO実績年間60社超 | ・外国株式対応国数9ヵ国 ・IPO取扱実績年間90社超 | ・外国株式の対応国数やIPO取扱実績ではSBI証券が優位。 ・両社ともNISAやiDeCoに対応 |
ポイント・サービス | ・楽天ポイントを提供 ・SPU(スーパーポイントアッププログラム)で楽天市場でのポイント還元率が向上 | ・Pontaポイント、dポイント、Vポイント、JALマイル、PayPayポイントから選択可能 | ・楽天証券は楽天経済圏でのメリットが大きい ・SBI証券は多様なポイントから選択できる ・還元率は楽天証券が高め |
ツール・使い勝手 | ・マーケットスピードIIを提供 ・初心者向けのナビページや情報コンテンツが充実 | ・HYPER SBI 2を提供 ・WEBサイトは情報量豊富だが、やや複雑との指摘もあり ・スマホアプリ「SBI証券アプリ」の使い勝手向上 | ・楽天証券は初心者に優しい設計 ・SBI証券は情報量が豊富で、アプリの使い勝手も向上 |



まとめると以下のような違いがあるわ。
- 楽天証券はポイント還元や楽天経済圏の連携で優位
- SBI証券は商品ラインナップの豊富さやIPOの強さで優位
どちらも優良ネットな証券なので、両方開設して使い分ける人も少なくありません。
例えば「普段の積立は楽天証券でポイントを貯め、IPO応募はSBI証券で行う」など、それぞれの強みを踏まえて選ぶと良いでしょう。
マネックス証券との比較


マネックス証券はNTTドコモが親会社の証券会社です。
楽天証券と比較した主な違いをまとめました。
比較項目 | ![]() ![]() 楽天証券 | ![]() ![]() マネックス証券 | 備考 |
---|---|---|---|
外国株取扱数 | ・米国株:約5,100銘柄 ・中国株 香港証券取引所上場銘柄:約480銘柄 上海証券取引所A株市場上場銘柄:約250銘柄 ・アセアン株:6カ国 | ・米国株:約5,000銘柄 ・中国株:香港証券取引所上場のほぼ全銘柄 | ・楽天証券はアセアン株も取扱う ・マネックス証券は中国株の取扱数が豊富 |
少額投資 | 米国株の端株取引できない | 米国株の端株取引が可能(0.1株から) | マネックス証券では米国株の小数点株取引が可能 |
投資情報・ツール | ・「マーケットスピードII」を提供 ・初心者向けのナビページや情報コンテンツが充実 | 「マネックス銘柄スカウター」や米国株専用アプリなど、高機能ツールを提供 | マネックス証券の「マネックス銘柄スカウター」はTradingView搭載で米国株投資家から支持されてる |
手数料・コスト | ・国内株式手数料は無料(ゼロコース選択時) ・投信積立のクレカ決済の還元率0.5%~2.0% | ・国内株式手数料は定額制で無料化なし ・投信積立のクレカ決済の還元率1.1%(マネックスカード利用時) | ・楽天証券は手数料無料化や高還元率のポイントサービスが魅力 ・マネックス証券は1.1%と高い還元率のクレカ積立を提供。 |
ポイントサービス | ・楽天ポイントを提供 ・投資信託の保有残高と月間購入量に応じてポイント付与。 | ・dポイントを提供 ・投資信託の保有残高と月間購入量に応じてポイント付与。 | 楽天証券は楽天ポイント、マネックス証券はdポイントを提供 |
大きな違いはマネックス証券は外国株や高度な分析ツールを駆使したい人に向いており、楽天証券はポイントや初心者サポートを重視する人に向いていると言えます。
両社とも一長一短なので、自分の投資対象と重視ポイントによって選択すると良いでしょう。



まとめると以下のような違いがあるわ。
- 楽天証券はポイントや手数料を抑えることを重視する人に向いている
- マネックス証券は外国株や高度な分析ツールを駆使したい人に向いている
その他に楽天証券は日経新聞や書籍など付加サービスが魅力で、マネックス証券は仮想通貨など最新分野にも強いなど、両社とも一長一短です。
例えば「情報入手はマネックス証券で主に行い、楽天証券で楽天ポイントを堅実に貯める」など、両方の証券口座を開設してメリットを取る方法も良いでしょう。
他のネット証券との比較
楽天証券やSBI証券、マネックス証券以外にもいくつか注目のネット証券があります。
主な証券会社の特徴をまとめてみました。
証券会社 | 特徴・強み | 手数料・ポイントサービス | 備考 |
---|---|---|---|
![]() ![]() 三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券) | ・KDDI傘下でPontaポイントが貯まる ・投信積立のau PAYカード決済で1%還元(上限5万円) ・auやUQモバイル利用者向けのポイントアップ特典あり。 | ・国内株式手数料はワンショット手数料コースと1日定額手数料コースから選択可能 ・現物取引手数料は無料ではないが、信用取引手数料は無料化。 | au経済圏を活用するユーザーに適している |
![]() ![]() 松井証券 | ・老舗で独自色が強い ・1日の株式約定代金合計が50万円まで手数料無料(1日定額制) ・信託報酬実質値引きサービス(投信毎月ポイントバック)を提供 ・投資信託の保有残高に応じて最大1%のポイント還元 | ・ポイントは松井証券独自ポイント ・Amazonギフト券等に交換可能。 | 安定したシステムと丁寧なサポートに定評がある |
![]() ![]() DMM株 | ・株式手数料の安さが特徴 ・国内株式の現物取引手数料は55円~と低コスト ・25歳以下の顧客は実質0円で取引可能 ・国内信用取引手数料は無料。 | 投資信託やNISAには非対応 | シンプルで低コストを追求する投資家に適している |
![]() ![]() PayPay証券 | ・スマホ特化で少額投資に強み ・米国株を1,000円から購入可能 | ・取扱銘柄数が限定的で、中上級者向きではない | ・メイン口座というよりサブの位置づけ |
![]() ![]() 岡三オンライン | 高機能ツール「岡三ネットトレーダー」を提供 | 国内株手数料は定額プランなら、1日の取引金額合計200万円まで0円(現物100万円+信用100万円) | 情報ツールが充実しており、アクティブトレーダーに適している |
このようにネット証券各社それぞれ強みが異なります。
楽天証券は総合力が高くバランスの取れたサービスを提供していますが、自分が求める投資ニーズ次第では他社の方が適している場合もあります。



口座は一つに絞る必要はありません。
複数の口座を作って比較しながら使い、最終的に自分に合ったメイン口座を決めるのも良いでしょう。
楽天証券がおすすめの投資家タイプ


ここまでの内容を踏まえ、楽天証券をおすすめできる投資家のタイプについてみていきましょう。
初心者投資家
投資をこれから始める初心者には、楽天証券は最も有力な選択肢の一つです。
- 単元未満株「かぶミニ」により少額から安心して始められる
- サイト設計がわかりやすく口座開設から取引までスムーズに進めれる
- 投資経験が全くなくても「はじめての投資ガイド」など基礎から勉強できる
特に楽天証券は口座開設のしやすさや画面の分かりやすさ、情報提供など初めての人に寄り添ったサービスが整っています。
実際に多くの投資初心者が楽天証券を選んでおり、そのままメイン口座として使い続けているケースも多々あります。



最初の証券口座で迷ったら、まずは楽天証券から始めてみましょうね!
楽天経済圏を活用している投資家
日頃から楽天グループのサービスを活用し、楽天ポイントを貯めている方には、楽天証券との相性は抜群ですよ。
なぜなら楽天経済圏に生活基盤がある人なら、楽天証券を利用することで多くのポイントを入手できるからです。
例えば楽天経済圏ならお買い物では楽天カードで決済、預金は楽天銀行の利用など、あらゆるものがお得になります。
さらに楽天カード積立てでポイントを獲得すればポイントを効率よく回収できるでしょう。
このように楽天経済圏を活用している投資家とって、楽天証券は「使わないと損」と言えるほどメリットが大きいものです。



生活のあらゆる物を楽天経済圏に結びつけて、ポイントを効率よく大量にゲットしよう!
少額から投資を始めたい投資家
楽天証券は小学から投資を始めたい投資家には大変おすすめです。
なぜなら「かぶミニ」により100円や1ポイントといった超少額から投資可能で、手数料も実質ゼロだからです。
「かぶミニ」は100円や1ポイントなど少額から始められて、手数料も実質0円
例えば投資信託は100円から買えますし、国内株式もかぶミニで1株数百円から購入できます。
このように楽天証券ほど少額投資に優しい仕組みはなく、少額から投資を始めたい投資家には向いているでしょう。



まとまった資金がなく投資を諦めていた方でも、楽天証券で少額投資デビューしてみてはいかがでしょうか?
費用を抑えたい人
楽天証券はあらゆる費用やコストを最小限にしたい投資家に向いています。
なぜなら楽天証券は国内株式の手数料が無料であるなど、主要な部分でコスト負担がほぼ無いため、費用を抑えたい人にぴったりです。
楽天証券は費用を抑え、コストを最小限にしたい人に向いている。
例えばデイトレーダーのような頻繁に売買を行う方にとっては、手数料無料は収益にダイレクトに効いてくるため自然とお得になるでしょう。
よって楽天証券は費用を抑えてコストを最小限にしたい投資家に向いています。



無駄な費用を少しでもなくす努力は投資の世界ではとても重要ですよ。
投資情報を無料で入手したい人
楽天証券は投資に役立つ情報やツールを無料で存分に利用したい人に向いています。
なぜなら日経新聞の記事が読めたり、専門家の情報を無料で読破できたりと、有料級のサービスを追加料金なしで入手できるからです。
もしも楽天証券の口座さえ持っていれば、他の有料情報端末や新聞購読をしなくても多くの投資情報がカバーできます。
このように楽天証券は有益な情報環境をノーコストで手に入れたい個人投資家におすすめです。
楽天証券が向かない人


一方で以下のようなタイプの人には楽天証券はあまり向いていないかもしれません。
楽天ポイントを利用しない人
楽天証券の大きなメリットはやはり楽天ポイントです。
そのため楽天ポイントを全く重視していない人や楽天経済圏を利用しない人には不向きかもしれません。
例えば普段Amazonばかりで楽天市場は利用しない人、楽天ポイントも興味がないという人は魅力的ではないでしょう。
そうした人は楽天証券ではない他社の方が、別のポイント制度によるあなた向けのメリットが得られるかもしれません。



例えばマネックス証券ですと、dポイントで大きくポイント還元されますよ。
よって楽天ポイントを利用しない人には楽天証券は不向きかもしれないので、他の証券会社も視野に入れましょう。
\ dポイントならマネックス証券 /
IPO投資を重要視する人
IPO(新規上場株)を積極的に活用したい人には、楽天証券は不向きです。
なぜなら楽天証券はIPOの取扱数が少なく、抽選制度に特徴もないため当選しにくいからです。
例えばSBI証券のように落選時にポイントが貯まる制度があれば、次回以降の当選確率が上がるので、長い目でみればIPOでプラスになるかもしれません。



IPOは当たらなければ意味がないので、確率を重視するなら他社をメインとする方が現実的です。
よってIPO投資を重要視する人は楽天証券は向いていません。



マネックス証券ですとIPOは完全抽選方式ですから、誰にでも平等にチャンスがある制度となってますよ。
口座開設の手順とアカウント開設


楽天証券の口座開設はオンラインで申し込む方法と、郵送で申し込む方法があります。
ここでは最も一般的なオンラインによる申し込み方法を解説します。
楽天証券の公式サイトから申請
- マイナンバーカード又は運転免許証
それらがなければ
- 各種健康保険証・住民票の写し・印鑑登録証明書・住民基本台帳カード・パスポートなど、氏名や住所、生年月日がはっきり確認できるもの
楽天証券のウェブサイト(またはスマホアプリ)にアクセスし、「口座開設」のボタンをクリックします。





楽天会員IDを持っている場合は、そのIDと連携して申し込むと一部情報入力が省略できるわよ。


運転免許証や個人番号カードなど本人確認書類を選択します。
選択した書類の撮影と、開設者の顔写真の撮影が始まります。


本人情報の入力と、口座種別を選択します。
例えば会社員の方などで、確定申告は不要で税金も自動で徴収してほしい場合は「確定申告が不要・源泉徴収あり」を選択しましょう。



初心者の方は源泉徴収ありの特定口座を選んだ方が、税金が自動で徴収されるから簡単よ!
また、NISA口座を開設予定ならここで同時申請しておきましょう。


同時に楽天カードと楽天銀行も申し込む場合、この時点で「申込む」を選択しましょう。
申し込まなくても総合口座は開設できます。



楽天経済圏で楽天ポイントをたくさんほしいなら、この場で楽天カードと楽天銀行に申し込むといいよ!
この時点で総合口座の開設の申込みは終わりです。
引き続きFX口座と信用取引口座を開設できます。
口座開設が完了した画面からそのまま申込みフォームへ入りましょう。



FX口座と信用取引口座を希望しないなら、入力しなくて大丈夫です。
口座開設が完了した後、楽天証券のサイトにログインします。
初回ログイン時にパスワードを変更し、取引暗証番号など各種設定を行いましょう。
さらにマネーブリッジ(楽天銀行との連携)やポイントプログラムの設定(楽天ポイントコースへの切替など)もこの時点で設定しておくとよいでしょう。
楽天証券の口座に資金を入金します。
楽天銀行を連携していればリアルタイム入金が可能で、すぐに証券口座に反映されます。
あとは買いたい商品を選んで注文すれば取引開始となります。
以上が一連の流れです。
もしもオンライン手続きに不安がある場合、郵送での口座開設もできますが、オンラインの方が簡単でおすすめです。
また、NISA口座の開設には税務署での重複確認があるため、完了まで数週間かかります。
口座開設自体は無料で維持費もかかりませんので、気軽に申し込んでみると良いでしょう。
よくある疑問・質問
最後に楽天証券に関してよく寄せられる疑問・質問とその回答をまとめました。



ここで一気にあなたの疑問を解決します!
証券会社が倒産すると保有資産はどうなるの?
もしも証券会社が倒産した場合でも、預けているお金や有価証券は基本的に保全されます。
なぜなら金融商品取引法により証券会社は顧客資産を自社の財産と区分して管理する「分別管理」が義務付けられており、仮に破綻しても顧客名義の株式や預り金は返還されるからです。
例えば楽天証券が破綻しても、保有している株式は他の証券会社に移管されるなどしてそのまま守られますし、預り金も分別保管されています。
また「日本投資者保護基金」というセーフティネットにより、一人当たり最大1,000万円まで補償が行われます。
よって楽天証券に限らず証券会社を利用する上で、資産が消えることは極めて低いといえます。
楽天証券は初心者に利用しやすいのか?
楽天証券は初心者にとても利用しやすい証券会社です。
具体的には、以下の理由があります。
- 口座開設が簡単でスマホで完結できる
- 取引画面やアプリが分かりやすい
- 各種手数料が無料で少額から始めやすい
特に初心者向けの教育コンテンツが豊富で、セミナーや動画開設が充実しています。
また楽天グループの楽天ポイントサービスを使ったことがある人なら、そのまま証券分野も利用できるため心理的ハードルも低いでしょう。
よって楽天証券は初心者にとって利用しやすい証券会社です。
セキュリティは大丈夫なのか?
証券会社のセキュリティー問題が話題になっており、情報漏洩の心配は誰もが思うところですね。



2025年以降に発生した証券会社のセキュリティー問題や対策は次のとおりです。
証券会社 | 情報流出事案の詳細 | 公式発表・公表内容 | 被害者への対応 | その他のセキュリティ強化策 |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() SBI証券 | 2025/3/31発表:フィッシング詐欺やマルウェアにより顧客のログインID/パスワードが盗まれ、不正売買が発生 | 同社発表:社内システム由来の情報漏洩は否定。ID乗っ取りによる不正取引発生を報告 | 顧客へ状況を確認し、損失があれば金融商品取引法に基づき補償検討 | 2025/5/9から、出金時に二要素認証(2FA)を義務化 |
![]() ![]() 楽天証券 | 2025/3月下旬発表:メールフィッシング等で顧客ID/パスワードが窃取され、中国株の空売り含む不正取引が発生 | 同社発表:社内システムからの顧客情報漏洩は一切ないと報告 | 被害額や補償についての発表なし(補償対応は未言及) | 下記 |
![]() ![]() マネックス証券 | 2025/2月:フィッシングメールで偽サイトに誘導され、ログインID/パスワードの窃取被害が確認されたと注意喚起 | 公式FAQで詐欺メール事例と偽サイトを公表し、同様の被害に注意を呼びかけ | 偽サイトで情報入力した場合、速やかにパスワード変更を案内 | 任意の2段階認証など一般的対策あり |
![]() ![]() | 情報流出報告なし | なし | なし | 登録済み端末以外からのログインを制限するデバイス認証を導入 |
![]() ![]() 岡三証券 | 情報流出報告なし | なし | なし | 2025年1月に個人情報入力画面でブラウザ「戻る」ボタンを無効化する対策を導入 |
![]() ![]() | 情報流出報告なし | なし | なし | 通常の2FA導入など |
![]() ![]() 松井証券 | 情報流出報告なし | なし | なし | フィッシング詐欺注意喚起をウェブサイトで案内 |
![]() ![]() PayPay証券 | 情報流出報告なし | なし | なし | 出金先変更時にSMS認証で本人確認を実施 |
楽天証券も大手金融グループの一員として多くのセキュリティ対策をしています。
- 2段階認証(ワンタイムパスワードやSMS認証)を導入
- 新端末利用時に電話・メール認証を追加するリスクベース認証を導入
- ログインや重要な設定変更時にはメール通知が届く仕組み
- 楽天会員IDと連携すると、楽天側のAI不正検知システム等のセキュリティサービスがある
- 24時間体制の監視センターが稼働し、システム障害や不正取引をモニタリング
- 不正取引被害に遭った場合の補償方針により、過失がなければ被害額を保証する体制がある
総合的に楽天証券のセキュリティ対策はしっかりしていますが、制度や機能をフル活用するなど自分でもセキュリティ対策をする必要があるといえます。



自分の口座が不正アクセスなどに遭わないために、パスワード管理の徹底や不正メールアクセスをしないよう注意しましょう。
まとめ
この記事では楽天証券のメリット・デメリット各7選について解説してきました。
まとめると次のようになります。
- 手数料の魅力
- 取扱う金融商品やサービスが豊富
- 初心者が投資を始めやすい
- 楽天ポイントと楽天経済圏
- 充実した取引ツール
- 投資情報・教育コンテンツの充実
- 日経新聞などの電子版が無料で読める
- 期間限定ポイントが使えない
- ポイント制度の変更が多い
- IPO投資で取扱う銘柄数が少ない
- 「かぶミニ」で取扱う銘柄数が少ない
- 外国株式の取扱いに関する課題
- サポート体制の課題
- 合計15万円までの投信積立ポイント上限
楽天証券で口座開設をするなら、楽天ポイントを大量に入手して、そのポイントを楽天経済圏でフル活用しましょう。



例えば指定された投資信託を上限金額の15万円まで購入し、投資信託保有ポイントも併用して定期的にポイント還元を受ければ、投資とポイ活の充実した生活が送れるわよ!
もしもそれ以上にポイントを稼ぎたい人は、他の証券会社のポイント制度も利用して多くのポイント入手を狙うのがおすすめです。
Q&A
楽天証券のメリットやデメリットは何?
楽天証券のメリットには国内株式手数料の無料化や楽天ポイントによる還元制度、豊富な金融商品ラインナップ、使いやすい取引ツール、初心者向けのサポート体制などがあります。一方、デメリットとしては、IPO取扱数が少ないことや外国株式の対応国が限定的、ポイント制度の変更が多い、サポートが平日のみ、期間限定ポイントが使えないなどが挙げられます。
楽天ポイント還元の仕組みやキャンペーンを教えて
楽天カードによる投信積立で最大月10万円分に対して最大2%還元、楽天キャッシュを使った積立で月5万円まで0.5%還元、さらに「投信残高ポイントプログラム」で対象ファンドの保有に応じたポイントも毎月付与されます。またNISA口座開設や信用取引口座の開設などキャンペーンを通じて、期間限定で大量のポイントが獲得できる企画も開催されています。
他の証券会社と比べてどうなの?
楽天証券はSBI証券やマネックス証券と並ぶ大手ネット証券で、楽天ポイントの還元や楽天経済圏との相性が強みです。SBI証券は外国株の取扱国数やIPOで実績があり、マネックス証券は米国株の銘柄数や高機能な分析ツールが特徴です。自分の投資スタイルや使いたいサービスに合わせて複数の証券口座を併用するのがおすすめです。
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投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。