「ユナイテッド・パーセル・サービスはなぜ高配当なの?」
「株価が下落しているのはなぜ?」
「今後のリスクや将来性は大丈夫?」
米国配送業の大手で高配当なユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)ですが、今後の配当やリスクなどが気になりませんか。
そんなUPSを調べたあなたは、給与以外の収入として配当金を模索する意識の高い投資家ではないでしょうか。
UPSについて
- 会社概要
- 配当金の状況
- 今後の予測や注目ポイント
- リスクや将来性
- おすすめ購入タイミング
- 新NISAで購入をおすすめする理由
結論として今後UPSは、アマゾンとの取引縮小の影響や当期純利益率などに注目し、改善されれば大きく成長すると予測します。
この記事はUPSについて今後の展望や配当が予測できるだけに限らず、米国株の特徴やノウハウも身につくため、あなたの米国株投資に大きく貢献します。

「リーマンパパの米国株」制作者のよあちまです。
私が徹底分析した情報で、あなたの米国株投資をサポートします!
ユナイテッドパーセルサービス(UPS)とは


ユナイテッドパーセルサービス(UPS)とはどのような企業か詳しく見ていきましょう。
基本情報 | 詳細 |
---|---|
設立年 | 1907 |
企業名(ティッカー) | ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS) |
上場市場 | ニューヨーク証券取引所(1999/11/10上場) |
配当金 | 1株あたり1.630USD(2024年11月の配当金) |
従業員数 | 約50,000人 |
時価総額 | 97,480.41(百万USD) |
URL | UPS |
ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は運送宅配企業で、米国国内の宅配部門や国際宅配部門、貨物輸送の3つの部門を通じて事業を展開しています。
国際宅配部門では幅広く展開。
例えばヨーロッパやアジア、カナダ、南米、中東、アフリカなど220以上の国と地域で総合物流サービスを提供し、世界的な物流ネットワークを構築しています。



UPSの魅力は高配当であることよ!
次で詳しく解説するわ。
UPSの配当金について


UPSは高配当銘柄として有名です。
そんなUPSの配当金について詳しく見ていきましょう。
配当金・配当利回り・配当性向の推移


以下の表はUPSの配当金や配当利回り、配当性向の推移についてまとめたものです。
表を見るとUPSの配当金は高配当で魅力的である様子がわかりますが、注目すべきポイントがあります。
期間 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1株当たり配当金 (USD) | 3.32 | 3.64 | 3.84 | 4.04 | 4.08 | 6.08 | 6.48 | 6.52 |
配当利回り(%) | 2.79 | 3.73 | 3.28 | 2.40 | 1.90 | 3.50 | 4.12 | 5.71 |
配当性向 (%) | 59.18 | 66.06 | 75.15 | 262.01 | 27.79 | 46.07 | 83.08 | 93.38 |
- 2024年の配当性向は高め
- 連続増配を維持している
- 配当性向を高めてでも、コロナ禍の2020年に増配を維持した
配当性向が高い企業は特に注意が必要ですので、今後の変化に注目しましょう。



なぜ配当性向が高いと注意しなくちゃいけないの?



企業の成長性が損なわれるからです。
詳しくは「配当性向が高い企業の注意点」を見てください。
なぜ配当利回りが高いのか


UPSは物流業界でも高い配当利回りを誇っています。
その理由は以下のとおりです。
- これまでの企業成長で積み上げた安定したキャッシュフローがある
- 株主還元に積極的な企業方針がある
- 過去20年以上にわたり連続増配した実績がある
これらの要因から、UPSの配当利回りは高い数値となっています。



長い企業努力の成果を積極的に株主還元しているのね。
配当の権利落ち日と権利確定日


UPSの定期配当月は年4回あり、2024年は2.5.8.11月にありました。
以下の表は配当金の権利落ち日などについてまとめたものです。
権利落ち日 | 権利確定日 | 支払日 | 金額 | 頻度 |
---|---|---|---|---|
2024/11/18 | 2024/11/18 | 2024/12/5 | 1.630 | 四半期毎 |
2024/8/19 | 2024/8/19 | 2024/9/5 | 1.630 | 四半期毎 |
2024/5/10 | 2024/5/13 | 2024/5/30 | 1.630 | 四半期毎 |
2024/2/16 | 2024/2/20 | 2024/3/8 | 1.630 | 四半期毎 |
2023/11/10 | 2023/11/13 | 2023/11/30 | 1.620 | 四半期毎 |
2023/8/11 | 2023/8/14 | 2023/8/31 | 1.620 | 四半期毎 |
2023/5/12 | 2023/5/15 | 2023/6/1 | 1.620 | 四半期毎 |
2023/2/17 | 2023/2/21 | 2023/3/10 | 1.620 | 四半期毎 |
この表からもわかるように、UPSは四半期ごとに堅実で安定的な配当を支払っています。
配当にかかる税金はいくらか


米国株の配当金には配当課税という税金がかかります。
配当課税の内訳は米国で配当金の内10%が課税された後、残金の内20.315%が日本で課税されます。
この配当課税は配当金だけに適用されるものであり、株の売却益の場合は国内税率の20.315%のみが課されます。



配当課税に対して、株の売却益に対する税金を譲渡益課税といいます。



米国株の配当金には余分に税金がかかるのね。
今後の配当金予測


UPSの配当金は今後も維持または上昇すると予測します。
なぜなら業績が悪化したコロナ禍でも増配する姿勢を崩さなかったからです。
例えばコロナ禍では多くの企業が業績悪化を理由に減配しましたが、UPSは配当性向を大幅に高めてでも増配を維持しました。
よって今後もUPSの配当金は維持または上昇すると予測します。



UPSの配当に対する姿勢はとても強いことがわかります。
配当性向が高い企業の注意点


しかしながら投資家の皆さんは配当性向が高い企業には注意しなければいけません。
なぜなら配当性向が高いと以下の3つのリスクがあるからです。



配当性向が高い企業に投資する際は、これらのリスクを十分に理解して購入しましょう。
企業の成長資金がない
配当性向が高い企業は、事業の成長や拡大に投資する資金がありません。
なぜなら利益の大部分を配当に回してしまうため、成長資金がなくなるからです。
もしも配当性向が高い状態が続けば、結果として企業が成長するチャンスを失い、事業拡大の機会を失うこともあるでしょう。
よって配当性向が高い企業は、事業の成長や拡大に投資する資金がなくなります。



企業成長による株価上昇を狙うか、又は配当金を狙うか、迷うところだね。
財務健全性のリスク
配当性向が高い企業は、財務健全性が損なわれるリスクがあります。
なぜなら増配や配当利回りを意識しすぎて、負債を増加させることもあるからです。
例えば景気が悪化した場合に借入を増やしてでも配当を維持または増配するなど、財務健全性を損なうような対策をする場合もあるからです。
よって配当性向が高い企業は、財務健全性が損なわれるリスクがあります。
株価が下落する傾向がある
配当性向の高い企業は、利益が不安定になると株価が下落する傾向があります。
なぜなら景気の悪化などで利益が不安定になると、高配当維持が困難になり、配当目的に買った投資家が売り始めて株価が下落するからです。
過去の例でいうと、配当性向が高くエネルギーセクターで有名なGeneral Electric社は2017年までは配当性向が高かったのですが、その後業績悪化に伴い配当を大幅に削減しました。
このことが投資家に大きな衝撃を与え、株価の急落を引き起こしました。
よって配当性向の高い企業は、株価が下落する傾向があります。



せっかく高い配当金を期待して買ったのに、急に低くなったらショックで慌てて売っちゃうよね。



配当性向が高い企業は、株価が下落するリスクもよく考えて投資しましょう。
UPSの今後の注目ポイント


UPSの今後の注目ポイントは以下のとおりです。
- アマゾンとの取引削減による業績への影響
- 当期純利益率の変化
- 配当金の増減
これらのポイントはUPSの将来性や株価に影響する重要なポイントとなります。



理由はこの記事で順次解説していくわ。
株価の推移


UPSの株価推移について見ていきましょう。
下の表は2019年からのUPSの株価チャートです。(引用元:TreadingView)
現在の株価がコロナ禍前の水準にまで下がっている状況がわかります。
フォードモーターの株価チャート(引用元:TreadingView)
2024年からの株価チャートも見てみましょう。
2025年1月30日に株価の大きな下落がありました。
この下落は顧客であるアマゾン・ドット・コムと取引縮小で合意したためです。





アマゾン・ドット・コムとの配送に関する問題は「アマゾンとの取引縮小」で詳しく解説します。
株価指標の推移(PER・PBR・EPS)


株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)、1株当たりの利益(EPS)は株価の割安感や企業の成長性を図る指標として使われます。
下の表はUPSの株価指標をまとめたものです。
PBRが高いことから割高感があり、EPSが高いことから成長性がある様子がわかります。
株価指標の推移 (年間データ) | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 直近 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
PER | 22.91 | 109.22 | 14.60 | 13.17 | 20.16 | 18.68 | 16.48 |
PBR | 30.69 | 221.71 | 13.08 | 7.55 | 7.75 | – | 5.63 |
EPS | 5.14 | 1.55 | 14.75 | 13.26 | 7.81 | 6.76 | 6.76 |
- ここ数年は割高感がある
- 高い成長性を示している



PERとPBRは株価の割安感を示す指標よ。
米国株におけるPERは18倍以下、PBRは1倍以下なら割安といわれてるわ。



EPSは1株あたり純利益のことで、会社の成長度を示す指標だよ。
一般的に0を超えていれば成長していると判断できるよ。
財務状況とキャッシュフロー


財務状況を確認することは、企業の財務の健全性を見極めるために重要です。
2024年のUPSの財務状況とキャッシュフローを表にまとめました。
営業利益と当期純利益が減少していることから本業である配送業の売上が減少しており、フリーキャッシュフローが増大している状況から企業資産が健全である様子がわかります。
2024年の財務状況等 | 売上高 | 売上原価 | 売上総利益 (粗利益) | 営業利益 | 経常利益 (税引前収益) | 当期純利益 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UPS | 91,070 | 74,910 | 16,160 | 8,468 | 7,442 | 5,782 | 10,122 | -217 | -6,850 | 9,905 |
前年対比(%) | 0.12% | – | -6.31% | -7.36% | -13.19% | -13.80% | -1.13% | 96.95% | -23.78% | 219.00% |
2024年のUPSは
- 本業の売上が減少し、利益が減少している
- 健全な企業資産がある



企業の資産が多ということは、今後も増配する可能性があるかもしれないわ。
財務指標の推移


企業の収益性を表す財務指標として、ROEやROA、売上総利益率、営業利益率、当期純利益率があります。
以下の表はUPSの財務指標の推移についてまとめたものです。
財務指標の推移(年間比較) | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
---|---|---|---|---|---|---|
ROA | 8.23 | 2.23 | 19.56 | 16.44 | 9.45 | 8.21 |
ROE | 141.22 | 68.45 | 172.90 | 67.85 | 36.17 | 33.99 |
売上総利益率 | 21.77 | 25.80 | 17.93 | 20.07 | 19.51 | 17.96 |
営業利益率 | 10.66 | 9.28 | 13.48 | 12.96 | 10.33 | 9.30 |
当期純利益率 | 6.01 | 1.59 | 13.26 | 11.54 | 7.39 | 6.35 |
- ROEが高いことから資産効率は高い
- 当期純利益率が減少しており、収益性が悪くなっている



米国株における各指標の目安は
ROAは10%
ROEは20%
営業利益率は20%
当期純利益率は10%
を上回れば優良企業と見るわ。



ROAやROEから、企業が資産や資源をどれだけ効率的に使って利益を出しているかがわかるよ。
UPSのリスク


UPSの今後のリスク要因について見ていきます。



これらのリスクが今後の配当や株価に影響するのでよく理解しましょう。
アマゾンとの取引縮小
2024年1月30日にUPSは主要顧客であるアマゾン・ドット・コムとの取引量を2026年後半までに50%以上縮小する計画を発表したため、今後最大のリスク要因となりそうです。
なぜならこの計画発表後に投資家の警戒感を集めてしまい、株価が14.1%も下落したからです。
もしも今後アマゾン・ドット・コムとの取引縮小により売上を下げてしまったら、警戒感からその後も株価が下がり続けて、収益が悪化し減配になる可能性もあるでしょう。
よってアマゾン・ドット・コムとの取引縮小は最大のリスク要因となります。



UPSは何でアマゾンとの取引を縮小したの?



アマゾンからの配送による利益が全体の約20%を占める一方で、配送品個々の単価が安く利益率が低かったためです。
縮小後は利益率の高い配送に注力し、全体の収益向上を目指すそうです。
労働組合との契約によるコスト増加
UPSは2023年に労働組合との間で新たな労働契約を締結したためリスク要因となりそうです。
なぜならこの契約により従業員の賃金や労働条件が大幅に改善されましたが、同時にコスト増加も発生しているからです。
以下の表に契約内容と、なぜコスト増加につながるかをまとめました。
契約内容 | コスト増加の理由 |
---|---|
賃金の大幅引き上げ | 2028年までにフルタイムやパートタイム労働者を問わず時給7.50ドル増加することで合意したため、人件費が増加。 |
労働条件の改善 | 車内環境改善として、全ての大型配送車両にエアコンを装備、貨物室に2つのファンと吸気口を設置することに合意。これら対策は従業員の労働環境を改善する一方で、追加の設備投資を必要とします。 |
新たな休日の導入 | すべての組合員が新たな休日を取得できるようになったことで、休日手当や労働時間の調整が必要となり、運用コストの増加につながる。 |
これらの契約内容により、UPSは従業員の待遇改善を図る一方で運営コストの増加が予想されます。
よって労働組合との労働契約がコスト増加につながるリスクとなりそうです。



トラックが配送手段の大半を閉めているから、車両全てを整備するコストは大きいわ。
他社との競争激化
UPSは他社との競争激化に直面しており、大きなリスク要因となりそうです。
主な競合他社とその影響を以下の表にまとめました。
競合他社 | 競争の状況と影響 |
---|---|
フェデックス | フェデックスはネットワークの統合や非組合員による運営を強化しており、コストの効率化と迅速なサービスを図っています。 |
アマゾン | アマゾンは自社の物流ネットワークを急速に拡大し、UPSやフェデックスへの依存度を低下させています。特に「アマゾンエア」の展開により航空貨物輸送を強化し、独自の配送網を構築しています。 |
DHL | 国際的な物流ネットワークを活用し、UPSと競合するサービスを提供しています。 |
これらの競争激化は同社の利益率や市場シェアに影響を及ぼすため注意が必要です。
よって他社との競争激化がリスク要因となりそうです。
当期純利益率の減少
コロナ禍以降UPSの当期純利益率が大幅に減少しているため、リスク要因となりそうです。
なぜならここ数年のUPSは、総売上高と営業利益率の減少割合と比べて、当期純利益率だけが大きく減少しているからです。
下の表はコロナ禍以降の各指標の推移ですが、当期純利益率だけが大きく減少している様子がわかります。
財務指標の推移(年間比較) | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
---|---|---|---|---|---|
総売上高(単位:10億ドル) | 84.43 | 97.20 | 100.03 | 90.75 | 91.07 |
営業利益率(単位:%) | 9.28 | 13.48 | 12.96 | 10.33 | 9.30 |
当期純利益率(単位:%) | 1.59 | 13.26 | 11.54 | 7.39 | 6.35 |



総売上高や営業利益率と比べて当期純利益率だけが大きく減少しているのは、UPSの利益率が下落していることを意味します。
もしも当期純利益率が他の指標と比例していれば、このような大幅な減少にはならなかったでしょう。
よって当期純利益率の減少はリスク要因となります。
UPSの将来性


次にUPSの将来性について見ていきます。
配当への高い意識
UPSは今後も配当金を維持又は増加すると予測します。
なぜなら配当性向の高さや連続増配の経歴からも、UPSの株主還元に対する強い意志を感じるからです。
もしもUPSが配当への意識が低い企業であれば、業績が悪かったコロナ禍や当期純利益率が下がっている2024年に増配することはなかったでしょう。
よってUPSは今後も配当金を維持又は増加すると予測します。



業績が苦しかったコロナ禍でも262.01%もの配当性向で増配したから、配当への意識の高さを感じるわ。
コスト削減戦略
UPSは競争力の維持と利益率の向上を目指し、様々なコスト削減戦略を実施しています。
以下の表に主な取り組みをまとめました。
戦略的取り組み | 具体的な内容 |
---|---|
人員削減と組織再編 | 2024年に約12,000人の管理職を削減し、年間約10億ドルのコスト削減。 |
流通ネットワークの再編成 | カナダの顧客向けに流通ネットワークを再編成して業務を統合、約120万ドルのコストを削減した。 |
持続可能な物流への投資 | 電動車両の導入やカーボンフットプリントの削減など、持続可能な物流への投資を行い、長期的なコスト削減と環境負荷の低減を両立させる。 |
もしもコスト削減戦略が軌道に乗れば、UPSの収益性が上がり、今よりもさらに利益を生み出せる企業となるでしょう。
よってUPSのコスト削減戦略には将来性があります。



コスト削減戦略UPSのリスクである、コスト増加や当期純利益率の減少に対応した戦略を行なっている様子がわかるわ。
効率的な物流環境の構築
UPSは円滑な物流ネットワークの構築に力を注いでいます。
なぜならUPSは効率的な物流環境を作り上げることで、収益性を上げようとしているからです。
物流ネットワーク構築の主な取り組みを以下の表にまとめました。
取り組み名称 | 内容 | 効果 |
---|---|---|
ネットワークプランニングツール | リアルタイムデータとAIを活用し、輸送ルートや施設運営を最適化。 | 集荷から配達までの流れを効率化し、コスト削減とサービス品質向上を実現。 |
ORION | 高度なアルゴリズムを使用して、配送ドライバーに最適な経路を提供。 | 配送ルートの最適化により、燃料消費と二酸化炭素排出量を削減。 |
香港国際空港の新ハブ | 香港空港管理局との協定により、アジアにおける業務を強化。 | アジア太平洋地域の消費者へ信頼性の高い業務を提供。 |
これらの取り組みによりUPSは物流ネットワークの構築を進め、収益性の高い企業を目指しています。
よって円滑な物流ネットワークの構築がUPSの将来性に影響します。



車両による配送業務を円滑にすれば、コスト削減にもつながるね。
おすすめ購入タイミング


UPSの今後のおすすめ購入タイミングを以下のように予測しました。
以下のようなタイミングで購入できれば、その後の株価や配当などの成長が期待できると予測します。
- 当期純利益率が上昇した時
- コスト削減戦略と効率的な物流環境作りの効果が出始めた時
- アマゾンとの取引削減の影響が業績に現れた後
例えばアマゾンとの取引削減の影響が良好であれば主要業務への集中効果により業績が上がり、悪いものであれば株価が下落した後に購入を検討できるでしょう。



今のUPSの株価はまだ下落する危険性があるので、コスト削減戦略などの効果が出てから購入を検討しても遅くないと予測します。
長期投資に適している


UPSは効率的な資産運用をしたい人におすすめです。
なぜなら現時点でUPSは連続増配中で配当利回りも高いため、長期目線で保有すれば大きな利益が得られるからです。
もしも今後UPSが好業績で株価が上がれば、高配当と株価差益(キャピタルゲイン)の両方の恩恵を受けられます。
UPSは効率的な資産運用をしたい人におすすめです。



高配当かつ成長期待の高い企業に積極投資していきましょう。
高配当株は新NISAで購入がおすすめ
UPSを新NISAで購入すると税金の優遇が受けられるためおすすめです。
なぜなら新NISAで購入すれば株価差益(キャピタルゲイン)だけでなく配当金も非課税になるからです。
ただし、以下の点には注意してください。
新NISAで購入しても、10%の配当課税だけは米国内で課されます。
もしも新NISAの成長投資枠の残りが少なくても、UPSは100ドル付近と少額で購入できるため、少ない枠を有効活用できます。
よってUPSを新NISAで購入すると税金の優遇が受けられるためおすすめです。



新NISAで購入しても、米国で10%の配当課税だけは課税されるので注意してください。



残額が少なくなった新NISAの積み立て投資枠を、割安なUPS株で埋める方法がおすすめよ!
まとめ
この記事ではユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の配当金や財務指標などから同社の今後を徹底リサーチしてきました。
UPSで今後注目すべきポイントは以下のとおりです。
- アマゾンとの取引縮小により、今後業績に影響が出る可能性あり
- 株主還元に積極的であり、今後も配当を増配し続けるか
- 当期純利益率の低下から、企業の収益性が悪化している
UPSは高配当銘柄として魅力的ですが、アマゾンとの取引縮小やコスト増加などの多くのリスクも抱えています。
しかしながら、コスト対策や収益アップのための戦略などリスク低減措置も積極的に行なっているので、今後の指標には十分注意しましょう。



UPSはまだ減配や株価下落の可能性もあるため、コスト削減戦略や利益率の改善を確認してから投資判断をしましょう。
Q&A
ユナイテッド・パーセル・サービスはなぜ高配当なの?
UPSが高配当なのは、安定したキャッシュフローと株主還元を重視する企業方針があるためです。
また20年以上も連続増配した実績があり、利益の多くを配当に回す配当性向が強いことも要因となっています。
株価が下落しているのはなぜ?
UPSの株価下落の主な要因は、アマゾンとの取引縮小による業績悪化への懸念です。
また、労働組合との契約によるコスト増加や、当期純利益率の低下も影響しています。
今後のリスクや将来性は大丈夫?
UPSの今後のリスクとして、アマゾンとの取引縮小や労働コストの増加、他社との競争激化が挙げられます。
しかし、コスト削減戦略や効率的な物流ネットワークの構築により、長期的な成長が期待できます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、その手法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。
本記事に含まれる情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性、完全性、有用性を保証しません。
情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任は負いかねます。
投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。