「ヴァーレの配当金はなぜ高いの?」
「最近株価が下落しているけどなぜ?」
「どんな企業なの?今後の展望は?」
過去はブラジルの国営企業で、高配当で有名なヴァーレですが、2023年は業績や株価が低迷したため今後の配当が気になりますね。
そんなあなたは米国高配当株に興味を持ち、安定した配当収入を得ようとヴァーレを調べた投資家ではないでしょうか。
ヴァーレについて
- 会社概要
- 配当金の推移や今後の予測
- 株価下落の理由
- 今後のリスクや将来性
- 今が買い時な理由
この記事を読めばヴァーレの企業現状や株価が下落した理由、配当金の行方など詳細にわかるので、あなたの目的に適した銘柄か判断できます。
同時に米国株の知識やノウハウも身につくので今後の米国株投資に大きく貢献するでしょう。

「リーマンパパの米国株」制作者のよあちまです。
ヴァーレは今後も高配当銘柄として有望です。
私が徹底分析した情報で、あなたの米国株投資をサポートします!
ヴァーレってどんな会社?


最初にヴァーレがどのような会社なのか見ていきましょう。
基本情報
基本情報 | 詳細 |
---|---|
設立年 | 1942 |
企業名(ティッカー) | ヴァーレ(VALE) |
上場市場 | ニューヨーク証券取引所(2002/3/21上場) |
配当金 | 1株あたり0.311USD(2024年8月の配当金) |
従業員数 | 約66,800人 |
時価総額 | 86,861.84(百万USD) |
URL | ヴァーレ |
ヴァーレはブラジルのリオデジャネイロ拠点の金属・鉱業会社で、鉄鉱石の生産量で世界第1位、ニッケルでは世界第2位の規模です。
鉄鉱石事業では、ブラジルで採掘施設や鉱山複合施設、そして運搬も自社で賄っており、鉄道や海上ターミナルも運営しています。
そしてエネルギー転換材料事業ではグローバルに展開。
例えばカナダやインドネシアにニッケルや銅の鉱山と処理工場を保有、英国と日本でニッケル精錬施設を管理・運営、ブラジルやカナダで銅精鉱も手がけています。
このように鉄鉱石やニッケルの採掘から運搬まで全てを世界各国で展開しているのがヴァーレの特徴といえます



日本でも事業をやってるんだね。
ブラジルの国営公社としてスタート


ヴァーレは1942年6月1日にブラジル政府の国営公社として設立されました。
国営公社としたスタートした理由は、ヴァーレの設立目的が第二次世界大戦中の連合国であった米国や英国へ、ブラジル国土の豊富な鉱物資源である鉄鉱石を供給するためでした。
またブラジルの経済を発展させるために鉄鉱石を海外に売って外貨を稼ぎ、インフラ整備や工業化のための資金を得る目的もあります。
よってヴァーレはブラジル政府の国政企業としてスタートしました。



その後非鉄金属やアルミニウム、紙・パルプ製品などの分野にも事業を拡大していくわ。
民営化


ヴァーレは1997年に民営化されました。
民営化の目的は、政府の負担を軽減して経営効率を向上させるためや、競争力を強化し国際市場での優位性を図るためなど多くの目的からでした。
民営化後、ヴァーレは積極的な事業拡大を行い、世界的な鉱業企業としての地位を確立しました。
このようにヴァーレは企業の経営効率や国際競争力強化を目的として民営化され、企業としての成長に大きな影響を与えました。



民営化後の2002年にニューヨーク証券取引所に上場して、広く認知されるようになったわ。
ヴァーレの配当について


ヴァーレは高配当銘柄として有名です。
そんなヴァーレの配当について詳しく見ていきましょう。
配当がもらえる月と金額


ヴァーレは1年に2回、3月と9月に配当を出しますが、その金額は業績によって毎年変わります。
またここ数年では特別配当が出されたこともあります。
特別配当とは通常の配当に加えて別で支払われるもので、主に業績が特別に良かった年に行われることが多いです。
下の表は配当金の金額や支払日に関する表ですが、半年毎の通常配当とは別に特別配当が支給されている状況がわかります。
支払日 | 権利落ち日 | 基準日 | 配当金 (USD) | 種別 |
---|---|---|---|---|
2024/8/5 | 2024/8/5 | 2024/9/11 | 0.311 | 特別 |
2024/3/12 | 2024/3/13 | 2024/3/26 | 0.539 | 半年毎 |
2023/11/22 | 2023/11/24 | 2023/12/8 | 0.132 | 特別 |
2023/11/22 | 2023/11/24 | 2023/12/8 | 0.313 | 半年毎 |
2023/8/14 | 2023/8/15 | 2023/9/11 | 0.345 | 特別 |
2023/3/14 | 2023/3/15 | 2023/3/29 | 0.347 | 半年毎 |
これにより、投資家への還元がさらに強化されています。
配当金や配当利回りの推移


次に配当金や配当利回りの推移についてみていきましょう。
以下の表は配当金等の推移表です。
期間 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1株当たり配当金 (USD) | 0.22 | 0.31 | 0.22 | 1.13 | 2.67 | 1.04 | 1.33 | 0.91 |
配当利回り (%) | 1.82 | 2.32 | 1.68 | 6.77 | 19.04 | 6.11 | 8.38 | 10.64 |
配当性向 (%) | 20.97 | 22.55 | – | 112.39 | 59.55 | 25.89 | 72.57 | 42.25 |
ヴァーレはコロナ禍以降の配当利回りが高い水準で推移しています。
なぜならコロナ禍以降に鉄鉱石やニッケルの値段が上昇し、ヴァーレの業績を大きく押し上げたからです。



現在も配当金が高水準で推移している様子がわかるね。
なぜ配当が高いのか


ヴァーレの配当が高い理由はここ数年の収益が高まっているためです。
収益が高まっている理由は、ヴァーレの生産能力の高さと、鉄鉱石やニッケルの需要が世界中で高まっていることが挙げられます。
例えば中国のような経済成長が著しい国々では、インフラ開発や製造業の拡大に伴い、大量の鉄鉱石が必要となるので自然と需要が高まります。
またヴァーレ自身の企業方針として、収益が好調な年には積極的に配当を増やし、投資家への還元を強化する姿勢を取っているため配当が高くなっています。
このようにヴァーレの配当が高い理由として、高い生産能力や鉄鉱石の世界的な需要増加による収益の改善があります。
配当にかかる税金


米国株の配当金には配当課税という税金がかかります。
配当課税の内訳は、米国で配当金の内10%が徴収された後、残金の内20.315%が日本で課税されます。
この配当課税は配当金だけに適用されるものであり、株の売却益の場合は国内税率の20.315%のみが課されます。



配当課税に対して、株の売却益に対する税金を譲渡益課税といいます。



米国株の配当金には余分に税金がかかるわけね。
配当金に約15%の外国手数料が徴収される場合がある
ヴァーレはADRであるため、米国における10%の配当課税はかかりません。
ADRとはAmerican Depositary Receipt の略で、米国預託証券を指します。
米国以外の外国企業が発行した株式がドル建てで米国市場で売買できるように発行された有価証券のことです。
しかしブラジル国内で適用される約15%の外国手数料が徴収される場合があります。
この税率はブラジル国内の法律で定められていますが、日本とブラジルの間には租税条約があるため、日本の投資家の場合、この税は軽減または免除されることがあります。
またブラジルの税制では、非居住者が受け取る配当には追加の税金が課されないため、他の国と比べて有利な場合もあります。
このようにヴァーレの配当金にはブラジル国内で適用される約15%の外国手数料が徴収される場合があります。
ヴァーレの株価について


ヴァーレの株価について見ていきます。
過去5年の株価の動き
ヴァーレの株価はここ5年で大きく動きました。
コロナ禍後の2021年には鉄鉱石の値段が上がった等の理由で株価も上昇しましたが、その後チャートは下落し続けています。
ペトロブラスの株価チャート(引用元:TreadingView)
株価が下落し続けている理由は、資源価格の変動や外部の要因など多くの理由があります。
株価が安い理由


ヴァーレの株価は2025年1月時点で8.5ドル付近と、比較的安い値段で取引されています。
株価が安い理由の一つに、ヴァーレの収益が鉄鉱石やニッケルの市場価格に左右されやすいことがあります。
例えば2024年後半に鉄鉱石の価格が急落したことで、ヴァーレの収益が悪化するとの予測から、株価が前年比で大きく下落しました。
2024年は鉄鉱石の市場価格が下落し、ヴァーレの業績が悪化するとの予測から株価は大きく値下がりした。
このような理由からヴァーレの株価は比較的安い値段で取引されています。



鉄鉱石は中国の輸入価格を、ニッケルはロンドン金属取引所での先物清算値を基準価格にするそうです。



その他に株価を下げた理由は「ヴァーレのリスク」で解説してるわ。
株価を測る指標(PER・PBR・EPS)


株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)、1株当たりの利益(EPS)は、株価の割安感や企業の成長性を図る指標として使われます。
下の表はヴァーレの株価指標をまとめたものです。
この表を見てもわかるとおり、現在の株価は割安感があります。
株価指標の推移 (年間データ) | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 直近 |
---|---|---|---|---|---|---|
PER | – | 16.60 | 3.13 | 4.24 | 8.67 | 3.92 |
PBR | 1.69 | 2.40 | 1.96 | 2.15 | 1.73 | 0.95 |
EPS | -0.33 | 1.01 | 4.48 | 4.00 | 1.83 | 2.17 |



PERとPBRは株価の割安感を示す指標よ。
米国株におけるPERは18倍以下、PBRは1倍以下なら割安といわれてるわ。



EPSは1株あたり純利益のことで、会社の成長度を示す指標だよ。
一般的に0を超えていれば成長していると判断できるよ。
財務状況とキャッシュフロー


財務状況を確認することは、企業の長期的な安定性を見極めるために重要です。
ヴァーレの財務状況とキャッシュフローについて詳しく見ていきます。
2023年の財務状況等 | 売上高 | 売上原価 | 売上総利益 (粗利益) | 営業利益 | 経常利益 (税引前収益) | 当期純利益 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヴァーレ | 208,066 | 120,016 | 88,050 | 65,272 | 55,554 | 39,940 | 65,905 | -31,425 | -37,002 | 34,480 |
前年対比(%) | -8.14% | – | -13.94% | -27.73% | -45.37% | -58.36% | 13.23% | -29.98% | 47.88% | 1.33% |
2023年は営業利益が27.73%減少、当期純利益が58.36%減少となっている様子から、本業の収益性が悪化した状況がわかります。
2023年は営業利益と当期純利益が大きく下落し、本業の収益性が悪化した。



営業利益と当期純利益は2022年から減少傾向にあるの。
財務指標の推移


ROEや営業利益率などの財務指標は、財務の健全性を判断する重要な指標で、長期的な成長性や財務リスクを評価できます。
下の表はヴァーレの財務指標の推移です。
この表から2023年の各指標は下落しましたが、2024年には一部の指標で回復傾向にあることがわかります。
財務指標の推移 (年間比較) | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 直近 |
---|---|---|---|---|---|---|
ROA | -1.88 | 5.63 | 27.28 | 19.00 | 8.90 | 10.46 |
ROE | -4.02 | 13.64 | 70.48 | 47.65 | 21.39 | 24.39 |
売上総利益率 | 42.49 | 51.83 | 59.50 | 44.59 | 41.84 | 33.86 |
営業利益率 | 19.49 | 35.89 | 54.03 | 40.96 | 35.07 | 31.23 |
当期純利益率 | -4.49 | 12.81 | 45.55 | 38.01 | 19.20 | 25.27 |



米国株における各指標の目安は
ROAは10%
ROEは20%
営業利益率は20%
当期純利益率は10%
を上回れば優良企業と見るわ。



ROAやROEから、企業が資産や資源をどれだけ効率的に使って利益を出しているかがわかります。
ヴァーレのリスク


ヴァーレの株価や配当に影響するようなリスクについて見ていきましょう。



これらのリスクが今後の株価や配当がどう変化するか予測する材料となります。
資源価格の変動
ヴァーレは鉄鉱石やニッケルの資源価格の変動が大きなリスクとなります。
なぜならヴァーレの収益の内、鉄鉱石やニッケルに関する収益が全体の利益の90%以上にも及ぶからです。
もしも鉄鉱石やニッケルの市場価格が下落した場合、投資家がヴァーレの収益が悪化すると見てすぐに株価に反映されてしまいます。
よって鉄鉱石やニッケルの資源価格の変動が大きなリスクとなります。
地政学リスク


ヴァーレはブラジル政治など地政学リスクの影響がリスクとなります。
なぜならヴァーレはブラジルに活動拠点を置いているので、ブラジル政治などの影響で収益が大きく変化するからです。
例えば現政権のルーラ大統領は主要産業に政府の介入を強める傾向を示しており、ヴァーレの事業性と戦略的決定に影響を与え、収益性が悪化する可能性もあります。
またブラジル政権が不安定になって国内で暴動が起きたりすると、世界各国の投資家がその国と関係の深いヴァーレの収益が悪化すると見て株価が下がったりするでしょう。
このようにブラジルの地政学リスクの影響がリスクとなります。
鉱業業界の競争
ヴァーレは鉄鉱石の生産量が世界一ですが、他のライバル企業もいるためリスク要因となります。
ヴァーレのライバルとなる企業とはオーストラリアのBHPグループやリオ・ティントです。
特にBHPグループは多様な鉱物資源を取り扱い、最近では新興の鉱山会社やリサイクル技術を活用した金属資源供給企業も市場に参入しつつあり、競争はさらに激しくなっています。
よって他のライバル企業の存在がリスク要因となります。
環境規制
ブラジルは環境保護や労働基準などの規制が厳しく、違反すると罰金や事業停止の対象となる可能性があります。
以下の表はヴァーレに関係するブラジルの環境規制等をまとめたものです。
項目 | 内容 | ヴァーレへの影響 |
---|---|---|
森林伐採規制 | アマゾン地域の森林伐採を厳しく制限する。新規鉱山開発にあたっては厳しい環境影響評価が必要。 | 新しい鉱山開発の許可が下りないリスク。既存のプロジェクトでも追加の環境保護費用が発生。 |
水資源利用規制 | 鉱山運営で水の使用を制限し、廃水の適切な処理と再利用を義務付け。 | 水使用量の制限により運営コストが増加。 |
炭素排出規制 | 2030年までに国内の温室効果ガス排出量を大幅に削減する目標を設定。 | 二酸化炭素排出削減のために新たな設備投資が必要。 |
廃棄物管理規制 | 採掘による廃棄の処理に関する基準が免除。 | 保留した場合、緊急の罰金や事業停止のリスクがある。 |
生物多様性保護規制 | 鉱山周辺の生態系に悪影響を与えないための厳しい保護基準を設定。 | 鉱山開発できる土地が減少。 |
住民への影響規制 | 鉱山開発地域で騒音など住民への悪影響を軽減する義務。 | 周辺住民の補償や影響を緩和するための追加費用が発生。 |
これらの規制はヴァーレの運営コストを押し上げるため収益性に影響しますが、事業運営を続けるためには避けられません。
よってブラジルの環境規制がヴァーレにとってリスク要因となります。
株価が上がりにくい
ヴァーレの株価は上がりにくい状況になっています。
その理由はヴァーレが高配当政策を維持しているからです。
例えば高配当企業は投資家に高い配当金を提供するので魅力がありますが、長期的に見ると企業の成長資金が乏しくなるでしょう。
よってヴァーレは高配当を維持している分、株価が上がりにくいのでリスクとなります。



特に配当性向の数値が高い時は、企業利益の大半が配当に回っているから注意が必要よ。
ヴァーレの将来性


ヴァーレの株価や配当に影響するような将来性について見ていきます。
資源大国ブラジルの恩恵
ヴァーレは鉄鉱石やニッケルの生産が世界トップクラスで、この背景には世界で重要な資源大国であるブラジルの恩恵があります。
この資源の豊富さはヴァーレにとって大きな強みであり、安定した供給量と競争力を持っています。
そして今後世界的なインフラ需要やエネルギー転換の推進により、鉄鉱石やニッケルの需要が益々増加すると見込まれています。
よってブラジルという重要な資源大国の恩恵がヴァーレの将来性を担っています。



ニッケルって何に使われてるの?そんなに需要があるの?



ニッケルは電気自動車のバッテリーに必要不可欠な材料ですから、今後の需要も益々増加します。
高配当の維持
ヴァーレは今後も高い配当を維持していくと予測します。
その理由は以下のとおりです。
- 企業方針として株主への還元を重要視している
- 業績が低迷していた2023年でも無配にしなかった
- 2024年は業績が回復傾向にある
もしもヴァーレが業績に合わせて配当金を増減させていたら、2023年には減配もしくは無配になっていたでしょう。
よってヴァーレは今後も高い配当を維持していくと予測します。
新エネルギー資源への投資
ヴァーレはリチウムやコバルトなど、新しいエネルギー資源への投資を積極的に進めています。
ヴァーレが新しいエネルギー資源に積極的な理由は以下のとおりです。
- 新たな収益源を確保するため
- 持続可能な成長を目指す企業方針を持っているため
具体的には電気自動車のバッテリーや再生可能エネルギー分野で重要な材料となるリチウム資源の開発を進めており、世界的なエネルギー転換の波に対応しようとしています。
よってヴァーレは新しいエネルギー資源への投資を進めています。
新しいプロジェクト
ヴァーレは新しい鉱山を開発するプロジェクトによって、生産量を増やす計画を立てています。
以下の表はヴァーレが進行中の新しいプロジェクトをまとめたものです。
プロジェクト名 | 場所 | 資源 | 主な特徴 | 状況 |
---|---|---|---|---|
S11Dプロジェクト | ブラジル北部 | 鉄鉱石 | 世界最大級の鉄鉱石プロジェクト。環境配慮型技術を採用し、エネルギー効率とコスト削減を実現。 | 操業中 |
ボイジーズベイ鉱山 | カナダ | 鉄鉱石 | リードブルック鉱床の開発を含む。 | 一部操業中 |
インドネシアMHPプラント1 | インドネシア | ニッケル・コバルト | 華友鈷業(ホアヨウ・コバルト)と提携し、年間6万トンのMHP(混合水酸化物)を生産予定。 | 開発中 |
インドネシアMHPプラント2 | インドネシア | ニッケル・コバルト | 別プロジェクトとして、年間12万トンのMHPを生産予定。EV市場のニーズ拡大に対応。 | 開発中 |
リチウムプロジェクト | 未発表(ブラジル予定) | リチウム | EV電池向けリチウム供給を強化するための新規開発計画。 | 計画段階 |
銅開発プロジェクト | ブラジル南部 | 銅 | 再生可能エネルギーやインフラが必要なために、新しい銅鉱山を計画中。 | 計画段階 |
特にブラジル北部にあるS11Dプロジェクトは、最新の技術を活用し、環境への影響を最小限に抑えた運営を実現しています。
これらの新しいプロジェクトは、持続可能な成長を支える重要な柱となっています。
ESGへの配慮
ヴァーレは環境保護や社会貢献に力を入れており、これらの活動が将来性に影響します。
なぜならヴァーレは環境・社会・ガバナンス(ESG)に貢献する活動を行うことで、企業として持続可能な成長を目指そうとしているからです。
以下の表はヴァーレが行うESG活動の内容です。
活動分野 | 主な取り組み | 詳細 |
---|---|---|
環境保護活動 | 森林再生プロジェクト | ブラジルのアマゾン地域で植林活動を実施 |
二酸化炭素排出量 | 再生可能エネルギーの活用を拡大し、2030年までに温室効果ガス排出量削減 | |
リサイクル | 鉱山から排出される水をリサイクルする技術を導入し、水資源の効率的な利用を実現 | |
環境配慮型鉱山運営 | ブラジル北部で展開するS11Dプロジェクト | |
社会貢献活動 | 地域経済の発展支援 | 鉱山周辺地域でのインフラ整備(学校、病院、道路)を実施 |
教育支援プログラム | 若い世代に教育の機会を提供 | |
雇用創出 | 鉱山プロジェクトや施設の開発により、数千人規模の雇用機会を生み出す | |
災害対応と復旧 | ダム決壊事故後の復旧活動 | 2019年に発生したダム決壊事故に対する地域復興プロジェクトを実施し、被害者支援やインフラ復旧に取り組む |
ダムの安全対策強化 | 既存のダム施設を段階的に廃止し、乾式選鉱法導入によりリスクを軽減 |
これらの活動は、環境・社会・ガバナンス(ESG)における責任を果たしながら、企業の持続可能な成長を目指すものです。
よってヴァーレの環境保護や社会貢献活動が将来性に影響します。
ヴァーレはおすすめ高配当株である
現時点でヴァーレはおすすめの高配当株です。
その理由は以下のとおりです。
- 株価が10ドル以下と割安圏にある
- 当期純利益率が回復傾向にある
- 今後も増配する可能性が高い
2023年のヴァーレの業績は悪化し株価も下落しましたが、2024年には回復傾向にあるため、今後は株価も回復し増配し続けると予測します。
よって現時点でヴァーレはおすすめ高配当株といえます。
少ない資金を効率的に運用できる
ヴァーレは少ない資金を効率的に運用したい人にはおすすめです。
なぜなら現時点でヴァーレは少額で購入できて、今後も高い配当が期待できるからです。
もしも会社員のような投資資金が少ない人がヴァーレを購入すれば、いずれは配当と株価両方の増加が期待できるので効率的な投資ができるでしょう。
よってヴァーレは少ない資金を効率的に運用したい人におすすめの株式です。



少ない資金でも成長期待の高い企業に積極投資していきましょう。
新NISAなら配当金も税制優遇される
ヴァーレを新NISAで購入すると税金の優遇が受けられるためおすすめです。
なぜなら新NISAで購入すれば株価の差益(キャピタルゲイン)だけでなく配当金も非課税になるからです。
ただし、米国内での10%の配当課税だけは新NISAでも課税されます。
もしも新NISAの成長投資枠の残りが少なくても、ヴァーレは現在10ドル以下で買えるため少ない枠を有効活用できます。
よってヴァーレを新NISAで購入すると税金の優遇が受けられるためおすすめです。



新NISAで購入しても、米国で10%の配当課税だけは課税されるので注意してください。



残額が少なくなった新NISAの積み立て投資枠を、割安なヴァーレ株で埋める方法がおすすめよ!
まとめ・ヴァーレは今後も高配当が期待できる
この記事ではヴァーレの現状や配当金、将来性などを徹底分析してきました。
その中でも特に注目すべきポイントは以下の5点です。
- 高配当株として魅力的:当期純利益が改善しており今後増配が期待できる
- 株価が割安:10ドル以下の取引価格で投資しやすい
- ESG対応:環境・社会への配慮で持続可能な成長を目指す
- 将来性あり:新エネルギー資源開発や大型プロジェクトを推進中
- 新NISAで税制優遇:少額投資でも配当金が非課税になる
現在の株価は割安で購入しやすく、新NISAを活用すれば配当金などが非課税となり、さらに効率的な投資が可能です。
またヴァーレは持続可能な成長を目指す企業方針やESG対応にも積極的で、長期目線で投資すれば今後も株価上昇や高配当の恩恵を受けられるでしょう。



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Q&A
ヴァーレの配当金はなぜ高いの?
ヴァーレの配当金が高い理由は、鉄鉱石やニッケルの需要増加に伴う収益の向上、企業方針としての積極的な株主還元により、業績が好調な際に特別配当を支払う姿勢などが挙げられます。特に中国のインフラ需要や経済成長が、鉄鉱石価格の上昇を促進しています。
最近株価が下落しているけどなぜ?
株価が下落している理由には、鉄鉱石やニッケルの市場価格の低下、2024年の収益悪化予測の影響などがあります。特に鉄鉱石の価格の下落は、ヴァーレの収益を大きく左右し、株価下落の主要因となっています。
ヴァーレはどんな企業なの?今後の展望は?
ヴァーレはブラジル拠点の鉱業会社で、鉄鉱石の生産量で世界一、ニッケルで世界二位を誇ります。今後の展望として、新エネルギー資源への投資や環境保護活動(ESG)推進、大型プロジェクトの展開を通じて、持続可能な成長を目指しています。また、高配当を維持しつつ株主への還元も強化すると予測します。
本記事は情報提供を目的としたものであり、その手法や知識について勧誘や売買を推奨するものではありません。
本記事に含まれる情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性、完全性、有用性を保証しません。
情報の利用の結果として何らかの損害が発生した場合、著者は理由のいかんを問わず投資の結果に責任は負いかねます。
投資対象および商品の選択など、投資にかかる最終決定はご自身でご判断ください。